平成大特撮1989-2019
洋泉社さんから発売された「平成大特撮1989-2019」を紹介します。
平成時代に作られたたくさんの数の特撮作品を網羅して、レビューや関係者の方々の対談などを掲載しています。作品数が多いだけに文字量がハンパないですね。読み応えたっぷりの一冊です。
献本をいただいたのですが(感謝です)、まずはボリュームに圧倒されました。
「特撮の本を作る」という点では、私も立場はよくわかるつもりですので、掲載作品数はもちろんですが、執筆者さんたちの数も多いことから、編集、進行、校正、校閲が大変だったろうなぁと、つい作り手の立場で思っちゃいました。それほどの掲載量ですから、お好きな特撮作品が多い方には楽しめる一冊かと思います。
思えば、平成一括りと言っても30年近くの期間ですから、ページをめくりながら「これ観ていた時の自分はこうだったなぁ」「これの時はこうだったなぁ」とそれぞれ時期の自分を思い出したりしちゃいました。そんな一冊です。