Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ビオゴジ メタリックパープル[蓄光版]のこだわり

2019年07月24日 | 新作商品情報


「ビオゴジ メタリックパープル[蓄光版]」のこだわり

蓄光と塗装のパランス

 7月28日(日)のワンフェス2019夏で先行発売する「ビオゴジ メタリックパープル[蓄光版]」のこだわったところをおしらせします。









 Gメモリーズセレクションとしては、初めての蓄光成型ソフビの塗装版商品です。
 先に先行発売した「ビオゴジ」の未塗装版がたくさんの方々から好評をいただきましたので、第一回の塗装版も「ビオゴジ」にしました。
 もちろん今年が『ゴジラvsビオランテ』(89年)公開から30周年の記念の年ということも大きな理由です。

 パープル系の「ビオゴジ」はいずれ企画してみたいと思っていたカラーリングなのですが、今回せっかくの蓄光ということでメタリックにして、その蓄光成型の良さもプラスになるように塗装しようと考えました。
 これまで過去に多数発売されてきた他社さんの蓄光成型のレトロタイプのゴジラソフビ。これらでよく見られるような塗装では、G メモリーズの造形にはふさわしくないと思っていたので、いつものGメモリーズらしく、ならではのこだわりで塗装しました。同じような商品になっても面白くないですしね。

 ボディ全体にスプレーしたメタリックパープルは、強弱をつけて行っています。蓄光を残すべくあえてかなり薄くスプレーしたところもありますし、暗いところでも光る部分がほとんどないように見せるべく、かなり濃いめに塗ったところとあります。それらのメリハリは暗いところでも楽しんでいただければと思います。
 それらのバランスがGメモリーズらしさでもあるかと思っております。

 ゴジラといえば、熱線放射の際は背びれが光ります。その辺は表現したいので、背びれの先端はもちろんほとんどそのまま成型を生かして塗装は抑えました。暗いところでご覧いただいて、背びれの発行を楽しんでください。
 こだわったのは特に頭部です。VSシリーズのゴジラは、熱線放射の直前に口の中も光るので、口部分も蓄光成型を生かした塗装パターンもありかと思いますが、Gメモリーズのビオゴジは口を閉じて造形していますので、それはせずにダークレッドで塗装し、牙はライトゴールドで塗りました。実はダークレッドで塗装したビオゴジの口そのものを塗装したビオゴジ商品は初めてなのです(これまでの商品は通常の成型色のままの色でした)。いかがでしょう?
 写真でご覧いただいているように、白目の部分は塗装せずに蓄光の成型を生かしてまわりを塗装しています。簡単に見えますが、きっちり境界線を見せるため、実はここは筆で塗って調整しているのでかなり時間と手間のかかる作業です。塗装担当者のがんばりにほかなりません。頭が上がりません。ここもぜひご覧いただければと思います。

 今後もまたそれぞれのゴジラの個性を重視したり、シチュエーションをテーマにしたりするなどして、蓄光成型でいろんなゴジラの商品を企画していきたいと思います。

「ビオゴジ メタリックパープル[蓄光版]」
7月28日(日)のワンフェス2019夏で少数先行発売。
通販については未定。


▲暗いところで見ると白目の部分が発光しているのがわかります。


▲背びれももちろん同様に暗いところで光ります。


▲塗装作業中の参考写真。懐中電灯で内部を照らして確認しながら目の周りは筆で塗装しています。
商品はこのようには光りませんのでお間違いないように。


TM &(C)TOHO CO., LTD.

(2019年9月25日更新)
「ビオゴジ メタリックパープル[蓄光版]」の先行発売は完売しました。ただいま通販に向けて準備・検討中です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする