ゴジラvsスペースゴジラ
コンプリーション
本日発売!!
お知らせしていましたように書籍「ゴジラvsスペースゴジラ コンプリーション」は本日3月31日発売です。見所やポイントをまとめましたので、購入時の参考にされてください。
本日発売のゴジラシリーズ第6弾となるコンプリーション。ゴジラ、スペースゴジラ、MOGERAの三つ巴の激闘を描いた『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994年)を取り上げた一冊です。
【1】
本作の主人公・新城功二役の橋爪淳さんと、ゴジラvsシリーズヒロイン三枝未希役の小高恵美さんの久しぶりの再会。たっぷりと当時のお話を中心に対談していただきました。撮影現場の様子やあの時のおふたりのお気持ち、さまざまなエピソードなど、ファン必読のページになっています!
橋爪さんといえば最近では『ウルトラマンZ』のバコさんで特撮ファンにはお馴染みですが、27年前はMOGERAのパイロットなのです。そしてvsシリース6作に出演された小高さんですが、三枝未希がメインのヒロインとしてほのかなラブロマンスや超能力をいろいろと駆使するのも本作だけ。そんなおふたりが揃って対談していただくのはファンとしても嬉しいことです。間違いなく当時が蘇ります!!
【2】
美しき生物工学博士・権藤千夏を演じられた君島(吉川)十和子さんにもインタビュー。現在は女優業をお休みされて事業家として活躍されている君島さんが、27年後の今、ゴジラ関連でお話ししてくださるのはかなり貴重です。以前にも増してお綺麗ですし、当時のことを今も具体的に覚えておられて、内容の濃いインタビューになりました。お話をお聞きしながら、何度もその後の権藤千夏と話している感覚になったぐらいです。
【3】
各場面のシーンメイキングも小島太郎氏、鈴木健二氏、岡秀樹氏、林谷和樹氏、なかの★陽氏、島田充氏など、多くの当時の各部署のスタッフの皆さんの証言とともに、初出の珍しい写真をたくさん掲載しています。あのシーンはこんなふうに撮影していた、このシーンの裏側にはこんな出来事があった……など今だから話せるエピソードなど、貴重な証言にも注目です!
【4】
デザインワークスページでは、本作での新キャラクターのスペースゴジラ、リトルゴジラ、MOGERA、フェアリーモスラ、ランドモゲラー、スターファルコンなどのデザイン画を可能な限り、検討用デザインから決定稿も含めて掲載。カラーリングの検討案も紹介しています。担当された吉田穣氏、西川伸司氏にもインタビューして、デザインをされるまでの経緯などをお聞きしました。スペースゴジラの基となった「超ゴジラ」も少しだけ紹介しいます。
【5】
キャラクター造形メイキングでは、撮影で使用したスーツ(着ぐるみ)の製作の様子を中心に掲載です。関係者の皆様のご協力で多くの写真も使わせていただき、ゴジラ、スペースゴジラ、リトルゴジラのスーツの完成までの過程がわかります。製作を担当された東宝映像美術・小林勉氏、贄田直樹氏にはゴジラのメイキングを、モンスターズ・若狭新一氏、伊藤成昭氏にはリトルゴジラとスペースゴジラについて詳しくお話をお聞きしました。
【6】
メカニックの造形は、こちらもMOGERAのスーツを中心に紹介しています。珍しい写真とともに、造形・製作を担当された澗淵隆文氏にいろいろとお話をお聞きしました。さらに、MOGERAのギミック満載の変形モデルの製作を担当された高木敏喜氏にもインタビューしています。どちらのMOGERAも大きく特写ページにも掲載しています。合わせてご覧ください。
【7】
アートワークスでは、本編美術を担当された酒井賢氏にお話をお聞きし、貴重なデザイン画をたくさん掲載。バース島のテント村の様子や司令室、福岡の瓦礫のシーンなど、名場面のセットはどんな感じでデザインされて作られたのか、酒井さんのコメントもありますのでぜひ探ってみてください。
大澤哲三氏が担当された特撮美術のデザイン画もあります。
【8】
スーツアクターのメイキングもコンプリーションの定番コーナーのひとつ。vsシリーズのゴジラアクターである熱い男、薩摩剣八郎氏のインタビューは欠かせません。そしてMOGERAを演じられた福田亘氏にもインタビュー。おふたりの熱演エピソードにも注目してください。
【9】
小川利弘氏にインタビューしたエフェクトなどの特殊視覚効果メイキング、こんなにあったのかと驚くぐらい盛り沢山の宣材紹介コーナー、企画から完成、公開後までを追ったプロジェクトコーナーなど、しっかりチェックしていただきたいコーナーもしっかり掲載。
【10】
富山省吾プロデューサー、製作補・有正眞一郎氏、脚本・柏原寛司氏にもインタビュー。初めて聞くような当時の貴重なエピソードもそれぞれのお立場でいろいろお話ししていただきましたが、シナリオ完成に至るまでの流れもお三方の証言でわかります。製作が進められていく様子や、ストーリーができ上がっていくまでの過程などを知ることができます。
【11】
亡くなられた山下賢章本編監督、川北紘一特技監督の再録インタビューも再構成して掲載。今だからこそ偉大なる両監督の言葉が貴重なものと感じていただけると思います。おふたりがどんな思いで作られたのか、改めて読んでいただきたいページです。
【12】
音楽を担当された服部隆之氏と音楽プロデューサーの北原京子さんにもインタビュー。なぜ服部氏が担当することになったのか、あの印象深い音楽がどのようにして作られたのか、などお話していただきました。
【13】
シナリオ完成までには、ストーリー案、4つのプロット、検討稿、準備稿、そして決定稿という流れがあります。これらをもれなくまとめて順に掲載しました。決定稿は現場で加えられた差込付きです。富山氏、有正氏、柏原氏のインタビューと合わせてご覧いただく流れがよくわかります。
【14】
クライマックスの福岡をはじめとする各地でのロケの多かったのが本作。各所のロケ地紹介の縦断ガイドも充実! コロナが落ち着いたらぜひ訪れてみたい箇所ばかりです。
【15】
そしてライター陣によるマニアックなネタで、コンプリーションの名物コーナーとなっているおなじみのコラムも、今回皆さんの知らなかった重箱の隅を突くようなものがあるかも!?
【16】
四半世紀以上前の作品でありながら、撮影で使用されたプロップが今もたくさん残されている本作。可能な限り取材して特写して掲載しました。「ええっ、これが残っていたの!?」という珍しいものも今回発見できましたので、その辺もぜひ注目していだたきたく思います。撮影用スーツはドーンと大きく掲載しています。細部までしっかりご覧ください。
たくさんの皆様のご協力をいただいて、今回も各コーナーは濃いページばかりになりました。資料や写真のご協力、取材時の便宜など、当時のスタッフの方々や関係各社の皆様にご協力いただき、本当にありがとうございました。この場を借りて熱く御礼申し上げます。
そしてゴジラファンの皆さんにはぜひご覧いただいて『ゴジラvsスペースゴジラ』の魅力にたっぷりと浸っていただきたく思います。
ゴジラvsスペースゴジラ コンプリーション
発行/ホビージャパン
定価/本体3,950円+税
絶賛発売中! 全国書店、各通販サイトでお求めください。
http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b556923.html
TM &(C)TOHO CO., LTD.
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