Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その80

2008年11月18日 | 制作裏話
GMKゴジラ 熱線バージョン編 Part.1

■熱線放射の発光をイメージ

 今日から昨年11月に発売を開始した「GMKゴジラ 熱線バージョン」の制作裏話をします。

 前にも書きましたが、「GMKゴジラ」のカラーバリエーションは、初期企画の段階で5つのシチュエーションの展開を考えていました。3つ目のカラバリとなるこの「熱線バージョン」は、その名の通り、劇中でのゴジラの熱線放射のシーンをイメージして企画したものです。

 発売時のこだわり等でも書きましたが、登場した『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(以下GMK)では、ゴジラの熱線放射は他のゴジラ映画に比べて、いつも以上に強力な必殺技として描かれています。
 放射前には背びれ、口が光り、いつも以上に「溜め」があって、勢い良く敵めがけて放射されます。破壊力もいつも以上に感じますし、映画全体でも比較的回数は少なめ、連射もほとんどありません。
 そんないつもより印象の強い、熱線を放射するゴジラの雰囲気を出せるカラーにしたいと言うところから考えていきました。

 いつもは作ろうとするシチュエーションが決まったら、先に成型色から決めていく事の多い弊社のゴジラ達ですが、この時だけはまず先に熱線放射時の発光をイメージして背びれの塗装処理から考えたのです。
 何とか塗装で発光している雰囲気を出したい……と言う事で、弊社のゴジラの中では最も背びれの塗装に手間と時間をかけたゴジラになりました。

 続きはまた明日。

(2009.7.27更新)
「GMKゴジラ 熱線バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
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