帽子より愛を込めて(*^^*)

日々の思い、体験、身近な自然など。少しだけ帽子づくりのこと。

鉛筆画「土田圭介展」が凄い

2022-02-23 14:23:41 | 美術・展覧会


白い紙に10Hから10Bまでの鉛筆だけで作品は作られている。
繊細で且つ圧倒される画面。



ポスターにもなっているこの絵は、「行方」。1620✖️2910mm。鉛筆、アルシュ紙、木製パネル。2021年。
制作しているところのビデオが流れていたのだけれど、下絵を紙に写した後、ほぼ縦線だけで陰影や立体感を出してゆく。
バックの黒も鉛筆のみ。

画像では分かりにくいので、ぜひ実物を見てほしい。凄さが分かる。


「プロローグ」728✖️1030mm。2009年。


「JUSTICE」728✖️1030mm。制作年不明。


「息吹」318✖️410mm。2019年。

武蔵野市立吉祥寺美術館にて開催中。2月27日(日)まで。(休館日はもうない)
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韓国映画 「声もなく」

2022-02-02 15:20:34 | 映画・本


貧しくて、暴力団の下請けで死体の処理をして暮らしている声も出せない(出さない?)青年が、誘拐された少女を預かる。
少女も親に身代金を払って貰えず、青年とその妹らしき少女との3人の生活をどこか楽しんでいるように見えたのだけれど…

とてつも無く残酷で悍ましく、かつ不条理すぎる青年の暮らし。
それでも韓国の映画やドラマって、どこかユーモアがあってクスクスしてしまう。「パラサイト」もそうでした。

この青年を演じたのが、昨年話題になった「地獄が呼んでいる」の新興宗教の教祖役だったユ・アイン。
15キロも太って、坊主狩りにして挑んだ作品です。



パンフレットが売り切れていたので、エレベータドアのポスターをパチリしました。
隣のユ・ジェミョンさんはよく出ている名バイプレイヤーですよね。

観終わってエンドロールが流れてから、じわりと涙が出てきました。

新宿シネマートで上映中です。空いてました!
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