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秦の時代の兵馬俑

2023-01-21 13:40:18 | 美術・展覧会
日中国交化50周年を記念して、上野の森美術館で開かれている「兵馬庸と古代中国展」に行ってきました。
最近の日中はギクシャクした関係が続いていますが、対話を始めてお互いに少しでも歩み寄ってほしいと願っています。



展示は秦時代と漢時代(紀元前200年前後)の俑(使者と共に埋葬された兵士や動物などを形どった像)を中心としたものでした。
特に秦の時代の俑は実物大なので迫力があり、細かい細工や衣服の質感まで感じられるようでした。
秦の始皇帝の権力、財力をそして当時の職人の技術力も偲ばれると思います。
漢時代のものも優れたものが多いのですが、秦時代に比べると大きさは3分の1になってしまうので見応え的にはちょっと残念かも。

秦時代の展示は写真撮影もOKでしたのでたくさん撮ってきました。




こちらはレプリカですが青銅製でとても美しく力強いものです。




「戦服将軍俑」以外に軽装備?


「鎧甲武士俑」





「鎧甲軍吏俑」このタイプが多かった。以下も。





それでも表情や髪型など違うことにご注目。



こちらは座位の弓射武士俑。



「立射武士俑」私の1番のお気に入り。動きもあってお顔もほっこり系。




こちらは発掘地の写真。何千体?何万体ですか?

始皇帝陵の方はこれからの調査。いつになることやら?もう私は見られないかもしれないなぁ。
幾分の一かだけでも見ることができて良かったと思う。
古代、近代の中国はアートや工芸の分野では、やはり優れているのでは無いでしょうか?
コメント (4)
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