帽子より愛を込めて(*^^*)

日々の思い、体験、身近な自然など。少しだけ帽子づくりのこと。

「赤の画家」笹尾光彦展

2023-10-25 10:16:29 | 美術・展覧会


渋谷パルコ8階の「ほぼ日曜日」で開かれている「SASAO展」に行ってきました。
会場全体がマチスへのオマージュに溢れていて、マチスファンの私も幸せな気持ちになりました。何しろ“元気😁”を貰えますから〜

笹尾光彦さんは56歳で広告代理店副社長を辞めたあと絵を描き始めたそうです。
その後25年間も毎年、渋谷Bunkamuraで展覧会を開いているそうです。
今年は、Bunkamuraが工事中なので別館のヒカリエでも開催中です。

ところで、Cちゃんのブログ『東京レトロ喫茶めぐり」でご推薦の渋谷「茶亭羽富」にも行ってきました。
混みそうな予感がしたので11時オープンなので11時半前には入店したら、空いていたので1枚だけ断って店内の写真も撮らせていただきました。(基本、NO PHOTOみたいです)
クラシカルで品の良いお店ですが、カウンター席でも落ち着いて本も読めましたよ!普段はカウンター席ってちょっと緊張するんだけど😅
ブレンドコーヒー☕️は苦味も酸味も少なくて“通”ではない私は飲みやすく美味しかったで〜す。
オープンサンドも一緒に頼みましたが、サラダも結構多めで、ピザトースト風のバケットが2枚で、ちょうど良いボリュウームです。
こちらも美味しくいただきました。因みにコーヒー☕️は900円、サンドイッチは🥪800円でした😊
コメント (2)
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韓国映画「あしたの少女」日本「福田村事件」中国「兎たちの暴走」

2023-10-05 13:46:16 | 映画・本
長かった、暑かった夏もやっとこ終わりそうで秋らしくなってきました。
3本の映画を観てきました。3つの作品🎥に共通しているのは実際に起こった事件を題材にしているところ。

「あしたの少女」監督:チョン・ジュリ(私の少女)主演:ペ・ドゥナ(私の少女、ベイビー・ブローカー)、キム・シウン(ソヒ役)


高校生のソヒは、学校の紹介で大手のコールセンターで実習生として働いている。親も喜んでいるけれど、仕事の実体は顧客の要望に沿わず、違約金をちらつかせて契約を続けさせることが大前提で実習生のソヒにも業務を強制的にやらせ、ノルマを課し長時間労働をさせている。「辞めたい」学校にも親にも分かってもらえず友達も似たような状況に置かれていて、絶望したソヒは自死を選択してしまう。

事件は2017年だけれども、この映画が2023年2月に上映されると大きな反響を呼び、3月には「職業教育訓練促進法」の改正が国会を通ったそうです。
この法案は「次のソヒ防止法」と呼ばれ(映画の原題が「次のソヒ」)どのくらいの効果があるのかは分からないながらも1歩前進したことは確かだと思う。高校生なのに「授業も出ないで実習生となる」ちょっと信じられない韓国事情です。

「福田村事件」監督:森達也 出演:井浦新、田中麗奈、永山瑛太ほか


関東大震災から今年でちょうど100年。震災直後から朝鮮人や中国人が井戸に毒を入れている、放火していると言う根も葉もない流言が飛び交い、多くの町や村で戒厳令が出され、善意の人たちが朝鮮人や中国人を虐殺した事実があります。
この映画の舞台は千葉県福田村に香川県の行商人が薬を販売しようと震災の5日後にやってきます。
見かけないこの人たち、聞き慣れない讃岐弁。疑心暗鬼に囚われた村人たちは、日本人か朝鮮人か確かめることなく15名中9名を(子供、妊婦も含む)惨殺してしまいます。行商人のリーダー永山瑛太が叫びます。「朝鮮人なら殺してもいいんか?」

「福田村事件」については、多くの人が知らなかった史実だと思います。歴史の暗部や加害を伝えていかなければまた悲劇が起こってしまうかもしれない。

「兎たちの暴走」監督:シェン・ユー 出演:ワン・チェン(母役)リー・ゲンシー(娘役)


幼い頃に娘を捨てた母が16年ぶりに街に戻ってきた。
娘は義母とうまく行ってないせいもあり、実母を崇め、再び捨てられないよう母のためなら何でもしたいと言う。
母にはやばいところから借りた多額の借金があり、それを返すために娘の友人の狂言誘拐を(娘の考え)二人でやってしまう。
予期せぬこともあり、騒いだので口を塞いだため友人は死んでしまう。事件が発覚し二人は自首すると言う実際の事件をもとにドラマは展開するのだけれど、この母親、とても魅力的で友人はじめクラスの生徒も夢中にしてしまうくらいおしゃれでダンスが上手くて可愛げがあって、イエローのスポーツカーに乗っている。田舎(重工業とマンゴーが特産の町)の人の中でやっぱりちょっと異質な存在。
ここでも善意の人が犯してしまう「罪」がある。

3作品の中では、一番エンターテイメントとしても楽しめる作品かも。

長々と書き連ねてきましたが、もう一つだけご報告させてください。
Cちゃんのブログ(東京レトロ喫茶巡り)で紹介された吉祥寺の「くぐつ草」と「茶房 武蔵野文庫」に行ってきました。
どちらでもカレー🍛とコーヒー☕️をいただき、本格的なカレーで美味しゅうございました。
「くぐつ草」は少し薄暗くて、ジャズがまあまあの音量で流れていて、こんな喫茶店に来たのは本当に久しぶりだなぁと感慨に耽ることでした😀
コメント (2)
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