こころラボ

楽しく幸せなこころを育てる実験

「あきらめて」が悲しいのは

2016-03-25 07:19:00 | 日記
マスターコース中に師匠のあきこさんに

愛されるのをあきらめて

と言われて奈落の底に突き落とされた。

何十年も父親に誉められたくて
誰かに愛されたくて頑張る人になった
わたしのこれまでの人生が全否定された瞬間だった。

頑張り続けるのが苦しくなってマスターコースに行ったんだけど
頑張るという鎧を着続けるのも辛かったんだけど

壊れそうなわたしをこの鎧がずっとずっと守ってくれてた。

鎧がなくても大丈夫だし、楽だよって教えてもらって
そうかなと思うようにもなってきてるけど
長い間わたしを守ってくれた「頑張るわたし」を
「捨てる=別れを告げる」のがきっと悲しいんだ。

ごめんね、頑張ってきたわたし

鎧を脱いで
荒涼とした原野に立つわたしの目には
まだなにも映らないし
自分にふさわしい装備もわからない。

本当は荒涼とした原野というのは幻で
楽園にいるのかもしれないけど

重い鎧を自ら装着して苦しんでる自分を笑えたら
楽なのかもしれないけど

一生懸命だった自分を笑うことはまだできない。

前に進むには古い鎧を慈しんで
別れをとことん悲しめばいい。
ずっとひとりで歯をくいしばって我慢してきたから
泣きたいだけ泣いたらいい。
先に何があるかはわからないけど、今はそれでいいんだ。

同期のまっきーの記事でそんなことを思いました。