本当に良い商品は年月がたってもお客様から好評いただいています。
お菓子や調味料、健康食品、化粧品など、
当店で30年以上のロングヒット商品は結構あります。
ゼンケンさんの浄水器もその一つです。
扱いだした頃は「浄水器」ではなく、「活水器」と言っていました。
開発したのは当店と同じ大阪府池田市にお住まいの水博士だとか、、。
上記写真は33年前?、ゼンケンさんの初期型浄水器です。
発売初めは、お水にお金をかけるという感覚はあまり無く、
商品の説明も大変だったようです。
ですが、浄水器を実際に使われて、
水道水の臭いが無くなり、
味も良くなると評判になり売れるようになりました。
当時はろ材交換が大変で、
今のようにカートリッジを外して交換するのではなく、
活性炭の粉を本体の上にある穴から入れていました。
とっても入りにくく、お箸でつつきながら少しずつ入れていました。
ですが、活性炭の量が目に見えて分かりました。
現行機種は初期型と比べて塩素以外にも
ダイオキシン、カビ臭、濁り、トリハロメタンなどの
国が定めた基準13項目全て高いレベル、
大容量でクリアーしています。
中には他社では調べない環境ホルモン6種も
除去の確認をしています。
そして、扱いやすく、ろ材交換が簡単になりました。
、、、ただ、カートリッジの中身は見えないので、、
ちょっと気になっていたので、、、、
使用済みのろ材を、、、、開けてみました。
よくお客様の家まで行って浄水器の交換をすることがあるのですが、
他社製の浄水器のろ材は軽く、
振ってみると中身が大きくガサガサと鳴るぐらい隙間があります。
ゼンケンのろ材は重たく、隙間が少ないのか振ってもあまり音がしません。
ろ材を開けてみて納得しました。
上から下までほとんど隙間無く活性炭やミネラル石が入っていました。
一番上がミネラル石
2層目が特殊活性炭
3層目は下のほうに黒くて薄い層が、繊維状活性炭
4層目が一番下の灰色の薄い層、イオン交換繊維状活性炭です。
5層目は写真に写っていませんが、別のカートリッジに中空糸膜が入っています。
こうして見ると、改めてゼンケンさんの浄水器の良さを感じました。
特にテレビで宣伝するわけではなく、真面目にコツコツと良い商品を
作り続けてられるんですね。