天気さえ良ければ週末には必ず、ここ多峯主山の頂上で日の出を撮影する。今季も秋分を過ぎ本格的な撮影が春分まで続くのだ。さて、何日間撮影できるだろうか?日高の常連さんは毎日のように頂上から撮影をされている。サラリーマンと見習い仙人という二足の草鞋では到底皆勤賞は望めない。
今朝の新宿方面は、手前に霞がかかり頭の部分のみ見えている。肝心の日の出方向に雲が多いため、朝日で光り輝くビル群は見られなかった。
地平線には厚い雲があり、雲の上からの日の出となった。肉眼で見るよりも赤く(オレンジ色)に画像を処理している。実際にはもっと白いのだが、それでも今朝は久しぶりに空が(雲)赤く染まった。先日のシルバーウィークと比べると「東天紅!」と叫びたくなる美しい日の出である。
雲より顔を出した太陽は薄曇りの中を昇って行く。雲が減光フィルターの役をして地上風景が真っ黒にならない状態で写し込めた。それでも太陽は真っ白に露出オーバー!微妙な雲の模様も綺麗に写っている。今日一番の写真である。