今朝の多峯主山は綺麗に晴れ、快晴である。しかし気温が高く風も無い。空気の乾燥もまだ進んでいないので、地上付近は霞んでいる。地平線付近は雲の様に見えるが、厚い霞の様だ。したがって東京スカイツリーもサンシャイン60も新宿方面の高層ビルも見えない。
この様に綺麗に晴れすぎると、赤く染まる雲も無く写真に趣が無い。これは贅沢というものだろうか?「雲が多すぎる!」とか「雲が厚すぎる!」など自然に対して文句を言っても始まらない。唯あるがまま、自然(じねん)をそのまま受け入れるしかないのだ。唯一の救いは星が綺麗に見えただけ。上の写真には金星が写っている。
肝心の寒さ対策はと言うと、実に具合が良い。日高の常連さんは今朝は飲み物無し。百太郎の淹れるコーヒーの香りが多峯主山の頂上に漂い流れると、「おっ!いい香り!」とおっしゃった。きっと次から二人して朝のコーヒータイムとなるだろう。
突然(天体の運行は正確です)の日の出、いつもの撮影場所からだとススキの穂が邪魔になるので、少し場所を移動しての撮影。
今朝はこんなものでしょう。来週から12月、師走である。いよいよ空気が乾燥し、風が吹き、絶好の日の出撮影日和が続くはずだ。