仙人の森

多峯主山の仙人、百太郎のブログです。

臨死体験

2005-08-15 08:22:57 | 日記

この季節になると知り合いの臨死体験を思い出す。
今から20年ほど前の事だが、祖母の妹の旦那さんが危篤状態に陥った。心肺停止になり、心臓マッサージなどの処置を行って30分ほどで意識が戻ったのだ。気が付いた旦那さんは心配して集まった家族や祖母に次の様な話をしたのだ。

ふと気が付くと知らない場所だが大きな船(ごく普通のカーフェリーに見えたそうだ)が桟橋に着いた所で、沢山の人が船から降りて来た。タラップの下では、見るからに怖そうな係員が乗客のチケットと名簿を照らし合わせて出航時間に遅れないように言い聞かせてスタンプを押していたのだそうです。
そのとき旦那さんは自分もこの船に乗って旅に出かけたいと思い、係員に話しかけたのですが「今日は忙しいんだ!後にしてくれ!」別の係員は「今日は家に帰れ!」と怒鳴るのです。その場で恐縮していると、知り人が船から降りて来るではありませんか。

知り人:「あれ?Oさんどうしたの?」
旦那さん:「うん、今日は忙しいから乗せてくれないって言われたんだ」
知り人:「そりゃそうだよ、今日は一緒に家に帰ろうぜ、ほら迎えが来ている。」

ふと後ろを振り返ると、沢山の家族が迎えに来ていたそうです。知り人も迎えの家族と一緒に帰っていきました。
仕方が無いので帰り始めたら旦那さんの家族が泣きながら「お父さ~ん」と読んでいるのに気が付いたそうです。
そこで気が付いたらベットを家族が囲んで泣いているので
「おらぁ去年死んだ×に会った」と言ってこの話を家族に話したのです。
祖母の妹の旦那さんは翌日の夕方亡くなりました。

危篤状態に陥ったのは迎え火の日でした。帰宅した祖母は不思議だと言いながらこの話を皆に聞かせてくれたのです。


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