仙人の森

多峯主山の仙人、百太郎のブログです。

夏休み初日

2006-08-12 16:52:32 | 日記

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今日から夏休みである。今朝も早起きして多峯主山を登った。あいにくの天気で景色は全く見えず、飯能市内の明るい街灯が見えただけである。
他の人達もどうやら夏休みに入ったらしく、朝早くから食事を作っている家が何軒か見受けられた。また、比較的多くの人が夜明け前というのに出歩いていた。

家を出たのが4時ちょうど、新聞配達のバイクが走り回っている暗い時間だ。晴れていれば月明かりで明るいはずなのだが、街中の街灯と信号の明かりが目に付くだけである。
能仁寺前に到着した時間が4時20分、赤信号を無視して走るトラックが数台。まぁ朝はいつもこんなもんだ。山道を進むと途中車で入れる一番奥に軽乗用車が一台駐車していた。どうやらアベックらしい。

いつもより暗いせいなのか、セミの声が全く聴こえない。見返り坂を登り始めたら、ヒグラシが鳴き始めた。私が坂道を登っていくと、追いかけるように後ろから「カナカナ・カナカナ・・・・」と鳴き始めた。坂の途中で鳴き声に追いつかれ、そしていつしかセミ時雨に包まれていた。

いつもより暗い山道は、色の無い世界で足元の石段のコントラストが無ければ躓いてしまうほどである。足元を小さな物体がピョコピョコ飛び跳ねている。どうやらカエルらしい。
4時50分には多峯主山の頂上に到着した。頂上は視界が開けているので山道と違い明るく木々の緑が判断できる明るさだ。定点の写真撮影を行っていると、犬を連れた御婦人が一人登ってきた。相手もこんなに早い時間に人が居るとは思わなかったのだろう。驚いていたようだ。(赤orエンジのトレーナーの人驚かせてごめんなさい)
そして、早々に下山を始めたとき、また一人登って(走って)来た女性がいた。これには百太郎も驚いた!
グリーンのジャージを着た若い女性とすれちがった。下山途中にシマヘビが前を横切った。小さなカエルが沢山居るので朝食に出かけたのかもしれない。また、来た時はあれ程鳴いていたヒグラシが鳴いていないのには驚きである。
後ろに気配を感じたので後ろを振り返ると先ほどのグリーンのジャージの女性が走ってきた。道を譲ると礼を言って走り去った。人事だけど脱水症状にならなければ良いのだが。(百太郎は歩いているだけで汗ビッショリ)

多峯主山の頂上に居るときから気が付いていたのだが街中で人が活動を始めた騒音が聞こえてきた。R299の中山バイパスで走り屋が無謀運転していた。道の反対側を散歩していた人が警察に通報していたようだが、捕まりっこない。彼らが走り去った後、綺麗なすがすがしい朝の空気を胸一杯深呼吸したかったがタイヤの融ける臭いで閉口した。

先週はこの中山のR299バイパスの花壇で数輪咲いていただけのヒマワリが沢山咲いていたので、写真撮影した。もう少し明るければピンボケ写真にならずにすんだのだが。かろうじてマトモナ1枚を掲載する。


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