仙人の森

多峯主山の仙人、百太郎のブログです。

11月の三連休

2006-11-05 09:10:09 | 日記

この三連休は遠出はせずに自宅で過ごした。といっても、恒例にしている朝の散歩は欠かさずに行った。3日間とも天気は良かったのだが、朝日はいずれの日も見られなかった。朝の天気だけで言うと、金曜日が一番良く日曜日の朝が一番最悪であった。
と言う事で、今朝(日曜日)の状況を

金曜日と土曜日が朝日が拝めない程曇ったり霞んだりしてたので三日目に期待して4時に起き空を確認した。すると、薄い霞がかかっているが月も星も見えたので嬉々として出かけた。
普段ならほとんど人が居ない時間帯だが、祭りの日の朝ということで準備の人達を数名見かけた。
気温は思った程低くなく、体を動かすには丁度良い塩梅である。能仁寺横の多峯主山登り口でマグライト(懐中電灯)を点灯させようとしたが点かない!恐怖である!何度か試したが全く反応しない。仕方なく予備のライトを点灯させ天覧山横を沢伝いに登って行く真っ暗である。能仁寺前では月が見えたのに人家が途絶えた途端にこの状況。
天覧山裏の沢の橋を渡り始めたら、茂みの中をガサガサ・ドスドス・バキッ!と生き物が動く気配が・・・・思わず足がすくんだ!金曜日に防災無線で熊情報が流れていた事を思い出した。・・・心臓の鼓動が早くなり血中のアドレナリン濃度が一気に上昇!
恐る恐る、ライトに光を音がした方向に向けると更にガサガサ・ドドド・・・・・と走る音。しばらくすると音は遠くなり静かになった。引き返すべきか進むべきか一瞬迷ったが、今朝に限ってラジオを持っており、音を出していたのだ。
足音からして、のように聴こえた(以前にも出くわした事がある)ので、そのまま進むことにした。
辺りを警戒しながらライトの光を回りに当てると随分と霧が出てきている。時間はラジオの時報で5時であった。真っ暗な道を多峯主山の頂上まで進んだ。今朝は一番乗りであった。
しかし、雲というか霞というか全く星空は見えない。月も見えない。飯能市内の街明かりは見えるが入間や所沢すら見えない。都心は全く見えない。嗚呼今朝もだめかぁ・・・・
頂上で撮影準備をしていると。鈴の音がする。暗闇の中を音も無く(足音や気配)移動している。散歩の人や犬では無さそうだ。
5時40分事常連さんが一人登ってきた。鈴の話をすると、頂上下に住み着いている猫では無いかとの事、昼間は登って来る人が多いので餌に事欠かないのだ。6時まで話をして早々に引き上げた。
自宅についてからマグライトを点検したが原因が分からない。あきらめよう。

今日の教訓 予備は必ず準備しよう。身を守るためには自分の野生の勘を信じよう。


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