今日は以前から計画していた横瀬の二子山へ行った。当初は5月の連休に行くつもりだったのだが体調が悪く、今日まで延期していたのだ。しかし、天気はあいにくの曇り空で秩父の山並みは霞んでいた。西武線の乗客はほとんど正丸駅で下車していたので、伊豆ヶ岳方面はラッシュ並みであろうと予想されるが、ここ二子山は閑散としていた。
さすがに目の前の武甲山は良く見えるが遠くは見えているだけである。一応三角点も写真に収め目的は達成したので良しとしよう。
実は今回オマケ付きである。グリコのオマケの様にドキドキでは無く、ビックリであった。芦ヶ久保駅から歩き始めて、西武線の軌道の下をくぐった所で何と!ニホンザルの群れに遭遇したのだ。藪がガサガサと鳴った時、熊?と恐怖に足がすくんでしまった。背後の頭上から威嚇の声が聞こえ正面にも別の猿が威嚇している。「ヤバッ!」・・・幸運にも上り電車が駅に入ってきて背後の猿は百太郎の左前方を走り去っていったのだ。
ひとまず、10数匹の猿は前方視界内に居たので、ここで写真を撮り始めたのだが、結果残念!今日はコンパクトデジカメであったため望遠にして撮影したがブレブレ写真でハッキリ写らなかった。少しずつ前へ進みながら猿の群れの中を慎重に進んでいくと、ハイカー2人が登って来た。更に猿が警戒を強め声を出しながら逃げ始めた。結局ここで見せられる写真は撮れずじまいであった。
P1の風景
P2の風景
今年の紅葉は今一つで、既に初冬の装いである。山道は落ち葉で覆われ、場所によっては道が判り難いほど落ち葉が積もっている。
二子山(雄岳)から秩父市内
真冬なら綺麗に晴れて両神山も良く見えるのだろうが、秩父市内は靄っている。
大岩の写真
昼食後、一旦雌岳まで戻り復路は富士浅間神社を通る道で下山する。途中大きな岩室が有る。右側から回り込んで進む。
富士浅間神社のピーク
間違って下ってしまいそうな尾根には標識も整備されていてとても心強い。地図を見なかったり標識が無いと迷いやすい場所が有る。
社(やしろ)が在るピークからの眺めは良好だが、いかんせん天候が悪く評価は不能である。個人的な感想だが、今回の往路(沢道)よりこちらを登る方が良さそうだ。次の機会は新緑の季節(当初の予定時期)にでも武川岳まで縦走しよう。