日本はスウェーデンに学びたい。

2006年09月03日 | 独り言
世界の中でスウェーデンが経済、福祉等々でいつも注目されているのは今始まったことではない。日本も今夏豪雨により各地で被害が多かったが酷暑も続き、日本どころか各国で異常気象により死傷者も出た。なんといってもCO2の排出で地球は熱くなってきている。特に経済が発展し各国民の生活水準が上がるのはいいが、自然の恩恵を無視したものになっている。車の排気ガス、異常な虫は増え、北極の氷は溶け出して行く。このままだと日本には四季がなくなり熱帯地帯の国になると言ってもいる学者もいる。スウェーデンの消費税は25%。しかし注目したいのが高齢者福祉、障害者福祉 、女性就労(高い女性労働率) 環境保護(大気汚染、ゴミ処理)育児制度(育児休業制度、 保育サービス、両親保険・家族給付)雇用政策(勤務時間の短縮)経済政策(年金制度、税金制度、保険制度)が充実している。コンピュータ先進国でもあるが。我々に出来ることとして今、車はなるべく控え、一時停車でもエンジンを切る、レジ袋の有料化(買物袋を持つ)、室温の適温化(28℃)、節水、節電もそうである。昔、オーストラリアに行った時47.5℃という気温を体験したが友達は鼻血が出る、クーラーは効かない、車が故障、海の中は軽いお風呂状態、ただじっとしていても思考することすら出来なかった。(※それからは30℃前後になったが)一人で騒いでも仕方がないが、日本は京都議定書のホスト国にも関わらず、逆にCO2を他国より出し続けている。経済は大切だが地球という自然からの恩恵を考えれば、どちらを先に着手すべきかは言うまでもないだろう。「気が付いた時がスタート」という言葉をある先生から聞いたことがあるが、私達も今から地球温暖化防止で出来ることを「今から」始めてもいいのではないだろうか?
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