ゴジラ砲復帰特大アーチがアッパー席フェンスへ!!

2006年09月15日 | 松井秀喜
まさに怪物。いきなりの第1打席で復帰後、初のHRは特大アーチ。打った瞬間だった。ゆっくりとベースを周り、そしてカーテンコールでファンの大歓声に応えた。松井の意識として外角球をいかに左へ遠く強くに打てるかが一つの課題でもあった。2Aの調整試合では2ベースとなるレフトへ放ち、昨日の第3打席もかなり芯に当る飛球だが今日のホームランはまさに「打って下さい」の球を躊躇なくバットが振りぬけた。松井は当分DH起用と明言していたボスも守備機会をキャッシュマンGMと相談し、早めの起用も考えていた。NYは今日、雨でこの時期怪我をされてはとジオンビー、デーモン、アブレイユ、カブレーラと芝が深いヤンキースタジアムの特に外野陣は休ませた。マウンドがぬかるむと予想し安定している王建民もスライドさせた。ただ明日も明後日もNYはくづついた空模様のようだ。松井の復活弾でまた今日もヤンキースファンには嬉しい試合であった。ただボストーリ監督としては嬉しい悲鳴も聞こえてくる。既に短期決戦を予測して戦いに挑む。選手がいかに自分の持ち味を発揮してくれるか?その環境作りはトーリ監督も知っているが今年は本当に頭が痛いようだ。とにかく負け越したらすぐ終わりのPS,WSは頂上に立つべきチームの最高の選手がフィールドに立っているに違いない。その中に松井秀喜は必ずいる。
ところでポサーダがデットボールを受け、打てるような素振りから結局、大事を取りベンチへ1ボール2ストライクで代打カブレーラが準備なく出て三振。これは仕方ない。その時、チームが勝つといつも選手を出迎える時、に俺はトーリ監督を見逃さなかった。カブレーラの肩をさっと触り一言二言語りかけていた。想像だが「準備なしにいきなり出させてしまい、申し訳ないなメルキー」とにんまりカブレーラは笑っていた。良い指揮官と言うのは、そんなところにも配慮が出来る。
トーリ監督から学ぶことが多いと改めて実感した。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする