牛島監督のこの時期引退はドタバタ劇なのか?

2006年09月04日 | 野球
浪商の不良と言われても、彼も甲子園であのドカベン香川と盛り上げた選手だった。星野仙一氏に憧れ切れのいい真っ直ぐと伝家の宝刀フォークボールを武器にセ・パ両リーグでセーブ王に輝いた。通算成績は(実働14年)53勝64敗126セーブ、防御率3.26で最優秀救援投手1回(1987)セーブ王3回(1984・1987~1988)は見事である。その牛島監督も悩んだ末の監督辞任となった。「何故この時期に?ファンを無視していないか?」という方がいるがそうだろうか?今日の時点で首位に22.5差離され、打撃トップ10に横浜の選手は一人もいない、投手では唯一三浦が8位で防御率3.115、7勝9敗だがエースと呼ばれる成績では決してない。佐伯、多村、土肥ら主力の故障もあった。村田、吉村ら若手の成長は評価出来るが結局フロントとの確執にあるようだ。産経新聞では、昨シーズン終了後、牛島監督は打線の中核を担う主砲、中継ぎ左腕の補強を希望したが、すんなり進まない。「自転車に乗って、オートバイを追い掛けている気分になることがある。」とある。石井琢朗も佐伯も三浦も辞任するのは分かっていただろう。2年契約の2年目だし。だから「僕ら選手が悪いと言う」あのノムさんも「私も弱いチームも指揮してきたが昨年の3位Aクラスは評価すべき」と言っている。プロ野球って結局は勝つこと。そしてその中には主力が活躍しファンに喜んでもらうこと。と思う。メジャーなんかシーズン序盤で監督が解雇なんて前々から幾度もある。監督だけの責任ではないが浪花の気性の荒い牛島監督にとって許せないの半分、ファンに内部のゴタゴタで「ホンマ、すんません」状態でこうなったと推測した。同じ中日の黄金時代を支えた前楽天監督、田尾氏と少し重なって見えてしまった。監督も選手も伸び伸び出来ない環境に日本プロ野球はあるようだ。経営が大事。野球のことなんて知りません。なんてオーナーは最初から球団買収なんかしなければいいと思うよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする