55番、初の長打も複雑な思いでは?

2006年09月10日 | 松井秀喜
2Aトレントンで調整を行っている松井だがレフトへ2塁打と長打が飛び出した。しかし、これは2Aにとっては、プレーオフの大事な試合でもあった。その4番が松井秀喜だった。あくまでも、マイナーはメジャー選手が調整する場として優先に考慮する反面、逆に言えば有望な選手をメジャーの道へ導く場である。チームは延長10回、3-4でサヨナラ負けし、1勝3敗でプレーオフ敗退が決まった。初戦に松井はインタビューで「とにかくチームが勝てて良かったです。僕が来て負けたではね」と、どんな試合でも勝利を優先するのは勝負の世界でありそのことに松井はずっと心掛けている。あのランディジョンソンが先日4,500奪三振を達成したが「自分の記録よりなんかチームの勝利が優先だ」と淡々に語っていた。無論、野球は一人で勝てるゲームではなく、チーム一丸となって戦うもの。これで松井は1日休養し、ヤンキースタジアムで調整後、早ければ11日か12日に復帰とトーリ監督、キャッシュマンGMも決めたようだ。2Aトレントンがプレーオフ敗退したことが逆に松井に変なプレッシャーにならなければいいと思う。ただトレントンの選手も松井が復帰しメジャーで活躍するこれからのシーズンをきっと応援してくれると思う。その中から、カノーやカブレーラのような選手がメジャーで松井とプレーする日が早くくればいいと思う。
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