四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

市民文化祭へ出展

2010-08-05 19:08:27 | 俳句
当市では毎年11月頃に市民文化祭が催される。
その文化祭への出展受付が今行われていて
俳句部門に今日提出してきた。
受付は生涯学習センター


去年はまぐれで運良く、市長賞なるものをいただき、
いくら何でも2年続きでまぐれも続かないのはわかっているけど
参加することに意義がある!!
暑い中を俳句仲間数人の分も預かり行ってきた。
はてさてどうなりますやら…

俳句教室

2010-06-03 09:32:21 | 俳句
昨日は俳句教室。
平成11年に市の生涯学習として、俳句入門に20名弱の人数で学び始めた。
1年間のコース終了後、同じ仲間でグループを作り、
山下美典先生の指導を受ける。
でもこの間に、いろいろな事情で徐々に人数が減っていき、
最近では10名を割ることに…
そこへリーダー的な事を引き受けてくださっていた方が入院。
グループは存続できなくなった。

でも山下美典先生の元にはこんなグループが他にもたくさん有り、
来月から他のグループと一緒にさせていただくことになった。

昨日はそんなグループの最後の句会。

今回は失敗作を…
先日、夏菊を栽培されている農家の出荷作業を見る事があった。
夏菊なので、花は小さく、出荷前なのでほとんど蕾。
葉の活き活きとした緑が印象に残った。

 夏菊の緑の濃さや葉の勢ひ(きおい)

 夏菊の青き匂ひの勝りけり

この2句を出句したのだが、先生からのご指導が…
夏菊として出すのなら、花を詠まなければならない。
自分の目に葉が印象に残っても、
句を読む人にはそんなことはわからない。
ひとりよがりの句になってしまう。

今までにも何度も言われていることなのに
まだまだ修行が足りません…

俳句教室

2010-04-10 16:17:52 | 俳句
今日は俳句教室。
毎月第1水曜日と第2土曜日の句会に参加しているので
今月は中2日おいての句会で、こうなるとかなりあせる。

今日は桜を見に行きましょうということで、
午前中は吟行、午後は句会。
私は午後は参加できないので、吟行のみに参加。

場所は大和川の支流、長瀬川が玉串川と分岐する
二股という辺り。
ここは地域限定の桜の名所


今年は桜が長持ちしたおかげで、
もう散っているかもしれないと思われた桜が
まだまだ花を残している。
そして八重桜も咲きだしてきた。



   花吹雪集めて澱む川の淵

   飛花落花散華の道となりにけり

   ひとひらの桜とらえる鯉の口


今日の暖かさ、いや暑さで八重桜も一気に花を咲かせることだろう。


   

ちなみに我が亭主どの、今日は吉野に行っている。
途中できたメール、とんでもない人出だそうな…

俳句教室

2010-02-15 17:15:30 | 俳句
土曜日は俳句教室でした。
新しい句友が一人増え、
俳句を習い始めた頃を思い出し、新鮮な気持ちに…

その日の出句作

  梅林の背景におく天守閣



  梅園の花褒め香褒め幹を褒め


先日雨の中を見てきた水仙を…


  水仙のうなずき落とす雨雫

河内野新年句会

2010-01-17 17:37:44 | 俳句
今日は所属する俳句結社「河内野」の新年句会。
バイクで向かおうとしたら、バイクが動かない
もうやめようかと思ったが、息子のバイクを借りて
何とか時間に間に合った。

総勢160名ほどの参加で熱気ムンムン。
とは言っても大半が60代、70代ひょっとして80代の方々なので
熱気ムンムンは言い過ぎかな?


ひとり3句出す。

  花よりも藁の香高し寒牡丹 (はなよりもわらのかたかしかんぼたん)

  散ることも許されぬまま冬薔薇 (ちることもゆるされぬままふゆそうび)

このうち冬薔薇の句が特選をいただく。
主宰より短冊のお年玉。


新年早々、ちょっとうれしい!
頑張れよと言われているのかしら?!

俳句教室

2010-01-06 16:14:27 | 俳句
今日は山下美典先生指導の俳句教室の初句会。

新年という句材に恵まれ、いくらでも出来そうなのだが
それがそうはいかないのが、日頃の不勉強


年末に夫が玻璃(ガラスのこと)を磨いてくれた。

  夫の手で玻璃はぴかぴか初日浴ぶ(つまのてではりはぴかぴかはつひあぶ)


我が家の雑煮は澄まし汁。結婚前は味噌雑煮だったが…

  すっかりとすましに慣れし雑煮かな


昨日、今日とまた寒い日々です…

  暖房の部屋を出で行く決意かな


今度の土曜日にはもうひとつの初句会がある。
頑張らなくては…

俳句教室

2009-12-14 16:16:49 | 俳句
土曜日は俳句教室だった。
 
この日の出句…
 
  ひともじの折れ目に垂れるぬめりかな

ひともじは葱のこと。新鮮な葱を句座に持ってきてくださって
その折れ目から中のぬめりが垂れていた。


  天国はこんなところか日向ぼこ

日向ぼっこ気持ちいい~~


  まずオリオン昴ふたご座冬の星

冬は星がきれい。私はまずオリオン座を探し、
昴(すばる)を探し、ふたご座へと目を移す…
そう言えば、今夜はふたご座流星群のピーク!
見れるといいんだけど

俳句教室

2009-12-02 16:14:54 | 俳句
今日は山下美典主宰の俳句教室。
早い、早すぎる。もう今年最後の教室だ。

俳句の季語には一瞬首を傾げる言葉がある。
 
蒲団(ふとん)

一年中蒲団は使うのだから冬の季語って変じゃない?
でも、もともと寒さを防ぐためのもので
寒い時に蒲団という言葉の暖かさが
やはり冬にふさわしいということで冬の季語。

  蒲団出づ温さと眠気払ひつつ(ふとんいづぬくさとねむけはらいつつ)

  子の温み残る蒲団を払ひ干す(このぬくみのこるふとんをはらいほす)

ちなみに夏の場合は夏蒲団として区別する。

紅葉の竜田川 吟行

2009-11-20 16:53:11 | 俳句
昨日の寒さと打って変わり、今日は穏やかな小春日和。
俳句教室の仲間と奈良県の紅葉の名所、竜田川へ吟行に出掛ける。

 ちはやふる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは

百人一首にある在原業平の歌
大いに期待して行ったのだが…

今年は色づきが早いと思っていた紅葉。
この公園は色づいているのはまだ2,3分。
まだまだ緑のもみじが多かった。




ああ、きれいと思うのはまだ数えるほどで
23日に予定されている紅葉まつりはちょっと寂しいかな~

 

竜田川にかかるもみじ橋



句作に励む仲間の指さす方は~



これも百人一首にある能因法師の歌

  あらしふく三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり

に歌われている三室山


春は山全体が桜に覆われる。今は桜紅葉が散りしきる。



竜田川から龍田神社へ向かう大和街道には
奈良格子という格子戸のはまった造り酒屋。風情ある~~



龍田神社
鳥居の向こうに見えるのは楠の大木



  古き代の紅葉忍びぬ竜田川

  三室山桜落葉のしとねかな

  小春日や楠に占領されし空

この後、みなさんは句会をされたのだが、
午後から仕事のある私は句だけを提出して早退。
さてさてどんな評価を頂いているのやら…

市民文化祭入選!

2009-11-14 19:27:23 | 俳句
私の住む市では毎年11月に文化芸術芸能祭が催される。
踊りや詩吟などの舞台。絵画や書道、写真、パッチワークなどの展示。
そして俳句、短歌の公募などがされる。
俳句教室に行き始めてからは、一応毎年応募してきた。

そして今年、入選!
それも市長賞をいただけることに




  祈る手の皺の深さや原爆忌(いのるてのしわのふかさやげんばくき)


ちょうど提出する数日前の広島の原爆忌のテレビを見ながらできた一句。
原爆の当事者、あるいは家族、友人を失った方々も
64年の歳月は皺を深く刻むことになったことであろう。
 
実は市長賞をいただくのは平成16年以来、今回で2度目。
他にも素敵な句がいっぱいあったのに
自分のが選ばれたのは多分運もよかったんだろう。
でもやはりうれしいし、励みになる