四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

仏隆寺の彼岸花

2009-09-22 19:50:42 | お出かけ
戒長寺を後にして、次に向かったのは
同じ奈良県宇陀市榛原区にある仏隆寺。

ここには樹齢900年と言われる千年桜が有名だが
秋には彼岸花もカメラマンたちの格好の材料。
仏隆寺の山門に続く石段。


石段の途中にいらっしゃるお地蔵様。
ほんの少し、お寺の方に顔を向けていらっしゃる。


何しろこの時期、人気のお寺なので
この石段に人をいれずに写真を撮るのは
チョー難しい~~


情報では5分咲きということだったが、
もちろん蕾も多かったが
枯れ始めて白っぽくなった花もなく、
かえって今が一番見ごろなのではないかしら…


山門までの参道は赤い彼岸花。
仏隆寺境内には白い彼岸花が咲いている。


最後に千年桜の足元に咲く彼岸花を…



戒長寺の秋海棠(しゅうかいどう)

2009-09-22 11:11:07 | お出かけ
20日にお墓参りなどの所用を済ませ、
21日は秋の花を求めて、奈良へお出かけ~

まず行ったのは奈良県宇陀市榛原にある戒長寺。
国道165号線を長谷寺の前を通り、榛原区戒場へ。
標高600メートルにあるこのお寺も
車で門前まで行くことができる。

参道の石段
横には紫陽花が植えられ、
所々、彼岸花がのぞく。



鐘楼門の横には奈良県指定の天然記念物
「お葉付きいちょう」の大木。
葉の根元から実が付き、植物の進化の過程をみる
貴重なものだとか…
でも、実のつきは少ないらしく、探してみたが見つけられなかった。
写真は境内から見たいちょうの木と右が鐘楼門
左はお隣の戒場神社の鳥居。



鐘楼門に懸かる梵鐘は十二神将が鋳出されていて
鎌倉時代に作られた重要文化財。



境内には今、彼岸花の他にきれいに咲いているのが秋海棠。


淡いピンクのかわいい花。
芭蕉の句にもでてくるので古くからある花なんだろうなあ
 (秋海棠西瓜の色に咲きにけり)


私の勝手な思い込みで秋海棠は水が似合うと思っている…



色づいてきたもみじも…


私たちが伺ったころは、他に参拝客もなく
ご住職の読経の声だけが響いていた。
その後、出かけられるご住職に代わり
奥様が本堂の仏様を案内してくださった。
創建は不明だが中に安置されている仏像は平安後期のもの。
いろいろ教えていただいたり、ご苦労話を伺ったり、
お彼岸にふさわしくありがたい、一日の始まりだった。