四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

富田林じないまち 杉山家住宅

2010-03-15 10:23:34 | お出かけ
宗教都市から、石川の水運、千早街道、東高野街道が交差する陸運で
大きな商業都市へと発展した寺内町。
中でも杉山家は町創設以来の旧家で造り酒屋を営み
町割の一画を占めるほどの広大な屋敷だった。
現存する主屋は17世紀のもので国の重要文化財に指定されている。

杉山家住宅
屋根裏部屋の明かりとりと風通しのための虫籠窓(むしごまど)
屋根の上にはかまどの煙を出す煙出し
塀の上には先のとがった木を並べて防犯用にした忍返し


もちろんかなり古いお雛様が飾られていた。


この杉山家に明治15年、長女として生まれたのが
石上露子(いそのかみつゆこ)本名杉山タカ。
「明星」などで活躍した女流歌人。


儚い恋もあったようだが、結局は婿養子をむかえ家業を守ることに。
文筆活動も一旦は止めることになるが晩年再開している。
激動の大正、昭和の時代に家業を守るのはどれだけ大変だったろう。

本町公園にある歌碑


  みいくさにこよひ誰が死ぬさびしみに
    髪ふく風の行方見まもる

明治37年の「明星」7月号に
露子がこの歌を発表して、二か月後に
与謝野晶子が「君死にたまふこと勿れ」を発表したそうだ。

昭和34年、77歳で亡くなる。

孫っち、ダンス発表会

2010-03-15 09:57:21 | 日記
昨日はじないまちの雛めぐりをした後、
孫のダンス発表会を見に東大阪、永和にある市民会館へ。

ダンスだけの発表会ではなく、スポーツスクール全体の発表会だったので
出番は少なかったのだけれど、じじ、ばばはいそいそとお出かけ




4月からもう4年生。
見に来てね!と言われているうちが花かと思い出掛けるが、
だんだん成長していく孫を見て、
いつまでも小さいまんまでいてほしいなとも思い、やや複雑