花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

横浜 山手西洋館のXmas

2007-12-15 | Weblog
                             【横浜山手教会】


この季節になると光のページェントが気になって山手西洋館を訪ねることにしました。夫々母国の  Xmasを演出しています。

★エリスマン邸:神秘と妖精の国『アイルランド』
暖かく優しい家族のためのクリスマスを、アイルランドカラーのグリーンを基調に演出されています。


イエスキリストの降誕を祝福(アヒルの背に)


エリスマン邸は元町公園の中にあって木々に囲まれています。


★山手234番館:『ブルガリア』
時代の流れの中でひっそりと伝えられてきた、家庭で祝う伝統的なクリスマスです。

ブルガリアではイエスの生まれた馬小屋の藁に座って祝います。


★イギリス館:港の見える丘公園のバラ園の奥の瀟洒な建物。
”Bay Chic Christmas"をテーマに思い出に残るクリスマスが紹介されています。

オーソドックスな食卓


この日は『クリスマス ジョイント・コンサート』が行われていて、多勢の人達が着席して聞き入っていました。途中からの入場にも拘らず歓迎されたのですが 茶菓までもてなすといわれて驚き ご遠慮いたしました。
関内を拝見している間 美しく優しい歌声が満々てとても幸せな気持でした。

★山手111番館:静けさと賑わいの『イタリア』
厳かな教会、温かい家庭のクリスマスの紹介です。

赤い部屋、青い部屋、白い部屋と色分けして盛りだくさんの演出です。
【赤い部屋】


【白い部屋】


古代ローマを愛してやまない私ですが、あの強大なローマ帝国が4世紀~5世紀に掛けて弱体化してやがて、自然消滅して行くさまは余りにも虚しいことでした。
しかしこの興亡を経た中からはぐくまれ生き延びて、やがてキリスト教として世界最大の信仰を得るに至りました。
信仰とは人類発生と共に生まれ、未来永劫 人と切り離すことの出来ないものなのではないでしょうか。
「横浜山手西洋館のXmas」こそは伝統にもとずく、オーソドックスな企画だと思います。