【仙石原のススキ】
7月の半ばに早々と10月8~9日の予定のお尋ねがあり、近付く程に気懸りだった事がクリアー出来て、此の日を待つのみだったというのに 「何たる事」超特大の台風襲来の日に当たってしまうとは・・・此のことが解かるや情報は飛び交いましたが、「最後まで見極めて」となってTVの情報を刻々と聞き続けて、12時過ぎに東海道線が開通になり連動しているらしい私鉄が、起動することをを確かめたのが12時半。昼食を摂って家を出たのが1時5分とは上出来でしたが、忘れ物はないかという強迫観念で大変な思いをしたのでした。
大袈裟なご披露をしてしまいましたが、ウン十年前の同窓生が会うとなると幹事は大変なご苦労があるものなのす。そのようなお役をしたことのない私でもこれなのですから・・郷里から上京する人たちはキャンセルでした。いい御判断だったと思います。
結局10人の人たちが揃ったのは午後6時でした。此の中のお一人が神奈川大学の出身者でしたから、その保養所を使わせて戴くことになっていたのです。
仙石原の山麓にある広い林の中の瀟洒な建物は個々の部屋はもとより、共用の施設も広々として食事が豪華版だったのが信じられない程でした。
食後の談話室は暖炉のある一廓が仕切られて家庭的な優しさに溢れていました。
お酒やリキュールを程よく戴いて、話は尽きる事無く夜は更けてゆくのでした。
【団欒の一齣】
明るい内に近くを散策をしてみました。神社仏閣が広大な寺域の林の中に点在している印象を持ちましたし、戸建ち感覚の集合別荘はユニークでした。
【保養所を林の中から摂ったところ】をご覧頂きましょう。
朝食の後は今日一日の予定を伺いました。
①箱根湿生花園
②箱根スカイラインをドライブ
③箱根園で昼食
④ロープウエイで駒ケ岳へ
【全員の記念撮影 神大の門前で】
【箱根湿生花園】は秋に入場したことがなく、珍しい花が撮れました。
《大島野地菊》
《サラシナショウマ》
《ミズチドリ》
《山ラッキョウ》
《ススキとワレモコウを掻き分けて》
箱根スカイラインは始めてでした。駿河湾や伊豆半島が眼下に美しく見えています。伊豆半島は太平洋に浮かぶ島だったものが 太古地殻変動で今の場所に激突して地下にもぐりこみ、これが現在言われている東海地震の震源になったものと聞くと生々しいかぎりです。
芦ノ湖も眼下に、しかもかなりの高見なので遊覧船が四隻も五隻もおもちゃのように見えています。結局芦ノ湖を一周したことになり、そのあと駒ケ岳からもう一度湖を見下ろす事になりました。駒ケ岳は気温9度で寒く、富士山も雲に覆われて 最近余り富士山との出会いがないなぁ~と思ったことでした。
【芦ノ湖に立つ霧】