花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

第四回 富士山麓ぐるり一周

2010-12-19 | 里山 森林行

 <<冨士の真南 忠ちゃん牧場から 標高800mからの眺望。>>

 予報通りの晴天に、一電車早く出かけてしまいました。
 前回終了の地点からのスタートになります。

     御胎内清宏園 

 
 <<清宏園は樹木が多く富士山は木の間越しでした>>

 
 <<洞窟の入口。内部はヘッドライトで進むも、写真は無理でした。>> 

 富士山の噴火によって生じた洞窟で、人体の内部に似ているということで
 「御胎内」と称され、一周155mあり天然記念物に指定されています。中腰で
 歩き中程に身体一つ通り抜けるだけの狭いとこらがあって、難儀なところでした。

 
 <<冨士噴火の際、溶岩流が倒れた木を転がし 包んだ木が焼けて筒状
   になったもの。外周3m、内周60ct、長さ3m 公園になっています。>>

   旧石田家住宅 

 
 <<土間座敷(庭座敷)>>

 石田家は印野の小木原の農家で江戸時代は鉄砲鍛冶をしていました。建造
 は不明ですが天保9年(1838)に改築したという記録が残っています。
 土間の南側は御殿場地方を代表する田の字型の間取りで骨組みは当時のま 
 ま。明治以降この地方の産業だった養蚕や竹行李造りのために、ニワザシキ
  等が改築されています。

    須山浅間神社 

 
 <<石段の最上部からの鳥居>>
 
景行天皇(110年)の皇子日本武尊が、東夷征伐の時にこの地を訪れ浅間神社を創起し、欽明天皇13年(552)に蘇我稲目宿禰が再興したとあります。
山岳信仰として「富士山」をご神体とし、仰ぎ奉り度重なる噴火に浅間大神を祭り岳神の霊を慰め奉ったのが始まりと思われます。
武門の崇敬も厚く、源頼朝を始め武田信虎、勝頼、今川家代々の戦勝祈願がなされていました。

    忠ちゃん牧場 
 
 標高800mの十里木高原に広がる牧場には、めん羊と乳牛が放牧されていて
 美味しい牛乳や、ソフトクリーム 乳製品をいただくことが出来ます。
 のどかな牧場風景の前方に全身を表した富士山を目にすることが出来ました。
 富士山百様と行きたいところですが、数枚を貼ってみましょう!

  
  
  
  <<赤富士は「冨士遊湯の里」から>>
    
      
      <<冨士の裾野もご覧頂きたく・・・>>
  
      尚 「遊湯の温泉」でホロホロ鳥が飼われていて撮ったもの。
      動きまわって焦点が定まりにくく、ニワトリ位の大きさです。