花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

第八回 富士山麓ぐるり一周

2011-06-30 | 里山 森林行
 
<<田貫湖からの雄姿>>

広大な朝霧高原の一角に位置し富士山の全景を真東に仰ぎ見ます。
周囲4kmの湖水は富士山はもとより天子ヶ岳も映す神秘的な湖で、湖畔には櫻や躑躅の他 北側には広葉樹林がひろがり、雄大な富士山をバックに美しい風景が広がっていました。
逆さ富士やダイヤモンド冨士は見ることが出来ませんでしたが、岸辺には釣りの舞台が設えられ太公望達がビーチパラソルを固定して、のんびり楽しんでいる様は一幅の絵のようでした。獲ったばかりの大きなヘラブナを水中の網から通行人に見せる交歓もありました。
       
        
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前回は白糸の滝で終了でした・・・今回はその地からのスタートになります。

<<天子(天使)の森キャンプ場>> という深くてしかし明るい林の道を進むことになりました。
    

<<小田貫湿原>> 田貫湖北側に位置し、静岡県側の富士山麓では唯一の低層湿原です。湿原は水が溢れ 渡り石が置かれて一個大隊35名は、面白おかしく渡り初めを致しました。
    

<<陣馬の滝>> 一級河川の五斗目木川(ゴトメキガワ)にかかる滝で、上流からの水の流と溶岩の隙間から湧き出す水が滝をなしています。白糸の滝と同じように、富士山麓の湧水の仕組みの一端を見ることが出来ます。
源頼朝が富士山麓で巻狩を催したとき、日が暮れて滝の近くに一夜の陣を敷いて以来陣馬の滝と言われるようになりました。
 
     

<<太鼓石>> 又その夜のこと滝壺からドンドンと太鼓を打つような音がしたので、不思議に思った頼朝は、家来に滝壺を探らせると中が空洞になった石が出て「太鼓石」と名づけられ現在に至っています。

    

<<撫川>> 太鼓石の置かれた側の川は藻の浮かぶ美しいところです。

    

<<川遊び>> 五斗目木川で川遊びの一家。