日本映画史に残る傑作。見終わった後、どんな言葉にもならない不思議な情動に駆られた。家族の物語でありながら個の生き方を突きつけてくる。息が詰まる。でも、なんどでも見たい。ここに、”あなた自身が”きっといます。
上記のような宣伝文句に「行って見よう!」となりました。
若菜家は東京郊外のニュータウンに買った一軒家に小さな会社を経営する父と母は住み、長男は結婚して独立、次男は大学生で、都内のアパートで一人暮らしをしている。最近物忘れが酷いとこぼしていた母玲子が、唐突に「家族がバラバラになちゃうなんて、おかあさんはいやだ!」と叫ぶ。翌朝父と長男は、母を病院に連れて行く。医師は「余命一週間」と。
父の借金や長男にも振りかかる金銭の問題 。ここで次男は再検査の道を考えた!そして・・・間一髪 別の道が見つかるのです!
次男の冷静な思考。2時間の放映時間は我が家のことも考えさせられたし・・・
お母さんの屈託のない笑顔。
兄と弟 配役も良かったし。
妻の病気でオロオロするばかりのお父さん