肥宝館 -貧すれば丼する-

【秋葉原】ウミのチカラ「あん肝味噌らーめん(1000円)」

千葉・まるはグループの都内初進出店

JR秋葉原駅と御徒町駅のちょうど中間点、蔵前橋通り沿いに2019年9月14日にオープンした「ウミのチカラ」へ。こちらは船橋・習志野エリアを中心に千葉県内で複数の人気店を手掛ける「まるはグループ」の都内初進出店。日本近海の旬の魚や海鮮にこだわったラーメンを提供する、いわゆる「鮮魚系」の期待の新星である。

ラーメンは塩の「真鯛らーめん」と、醤油の「鯖だしらーめん」の2種を主軸に、旬の魚介を使った限定ラーメンも提供している。この日の限定は「あん肝味噌らーめん」だったが、オープンからこれまで「鱸×金目鯛」「のど黒×黒ムツ×ハタ」「高級白身魚ミックス」「蜆×蛤」など、いずれも旨そうな限定麺を提供してきた。

「まるはグループ」といえば、錦糸町の行列店「真鯛らーめん 麺魚」の橋本店主が、かつて実兄と立ち上げたブランドだ。「ウミのチカラ」には初訪問なので、まずは旗艦メニューの「真鯛らーめん」を注文するのが定石とも思ったが、あまりに旨そうなので限定20食の「あん肝味噌らーめん」をオーダーすることに。あん肝はズルい。

程なくして「まるは」マークの入った丼が到着した。あん肝の香りが立つオレンジ色の味噌スープに、中細麺という組み合わせ。肝は味噌と合わせることで臭みを消しているが、香りはしっかり残していて、鮮魚系の醍醐味を十分に味わえる飲み口だ。丼の上に甘辛く煮付けられた肝が乗せられていて、これがまた旨いこと。

ほかトッピングにはレアチャーシューが2枚、青菜、タマネギ、刻みネギ、糸唐辛子。箸もレンゲも止まらず、あっという間に完食してしまった。ちなみに、日替わりの「本日の漬け丼」も用意されていて、真鯛や生鯖からホウボウ、メジマグロ、アカマンボウまで毎日様々。次回は「真鯛らーめん」と日替わり丼を食べに来よう。

<店舗データ>

【店名】 ウミのチカラ
【住所】 東京都台東区台東1-32-6
【最寄】 JR山手線「秋葉原駅」徒歩7分

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