お花茶屋のハラルレストランは牛骨スープが自慢
今回はちょいと変り種をご紹介。京成本線・お花茶屋駅の北口からプロムナードお花茶屋を北へ歩いて3分ほど。コミュニティー道路沿いに2021年2月4日にオープンした「Asian Noodle 笑 -HASHI-」へ。こちらはムスリムも安心して食事が出来る、豚肉不使用のハラル認証を受けたレストランだ。ご主人も本場の方である。
界隈にはムスリムのコミュニティもあるので、集いの場となるのだろう。麺メニューは一押しの「味噌バターコーン」を筆頭に味噌、醤油、塩、海老、辛ネギ味噌、野菜タンメン、ビーフとラインナップ。ほか、大塚「ベンガルビストロ スナリ」監修のカレーやビリヤニ、更にはサモサ、サラダ、揚げ物類なども提供している。
また、ベンガルの伝統菓子も用意されていて、ボール状になったチーズの菓子「ラスグッラ」「カチャグッラ」や、チャナ豆の粉を練って作る「サンデシュ」、ひよこ豆を挽いたベサン粉で作る「ラドゥー」などを食べられる。今回は店頭に「味自慢 牛骨スープ」とPOPがあったのでストレートに「ビーフラーメン(1100円)」を注文することに。
なんとご主人が味玉(100円)をサービスしてくれた。ありがたや。牛骨を煮込んだスープは白湯で塩味しっかり。表面に牛脂も浮かび、濃厚な味わいに仕上がっている。そこに合わせるのは中太の縮れ麺。やや柔らか過ぎる感はあるが、その辺はご愛嬌だ。チャーシューも牛肉を使ったもので、しっかりした食感で牛肉の風味も良い。
黄身がホクホクした味玉はやや塩が強め。ほか、茹でたモヤシとキャベツ、刻みネギ、メンマ、海苔が乗る。牛の嫌な臭みも無く美味しく完食した。全体的に塩が強めで啜り終えた後に喉が渇く感はあるが、牛骨という難しい食材をここまでに仕上げているのはお見事。次回はカレーやビリヤニ、それからデザートも注文してみたい。
<店舗データ>
【店名】 Asian Noodle 笑 -HASHI-
【住所】 東京都葛飾区お花茶屋1-13-8
【最寄】 京成本線「お花茶屋駅」北口徒歩3分