堀切ラーメン街道、期待の博多豚骨系
京成線・堀切菖蒲園駅のガードをくぐる「川の手通り」は、両サイドにラーメン店や中華料理店がひしめき合うラーメン街道。麺を食わずには抜けられない。この並びでは新顔となる「田原」は、TRYラーメン大賞2017の新人賞に輝いた実力店。この界隈では珍しい、正統派の博多豚骨ラーメンを啜ることが出来る。
なお、店名は田原と書いて「たばる」と読む。西南戦争の最大の激戦地・田原坂をはじめ、九州には原を「ばる・はる」と読む地名や人名が多いが、こちらのご主人は佐賀の出身だそうだ。ダクトの関係か店内の豚骨臭は控えめだが、ディスプレイされた九州銘菓の菓子箱の数々が本場感を醸す。
さてラーメンだが、白濁した豚骨スープは長時間かけて炊き上げてあり、タレが弱めな分、豚の旨味を十分に感じられる。そこにザックリと食感の良い細ストレート麺。そして豚モモ肉チャーシューが、また味の良いこと。今回は見送ったが、トッピングに「ウズラ」もあるので、次回はチャーシューとウズラのコンボにしてみよう。
<店舗データ>
【店名】 博多豚骨ラーメン 田原（たばる）
【住所】 東京都葛飾区堀切5-4-1
【最寄】 京成本線「堀切菖蒲園駅」徒歩1分
★2020年8月に閉店。残念。
★跡地には「らー麺 まるいち」が入居
