六厘舎上野店で限定の「痺れ」つけめんを
JR上野駅の山下口を出てすぐ。アトレ上野内に2019年11月28日にオープンした「六厘舎 上野店」へ。言わずと知れた「つけ麺」界の雄である。すでに創業地の大崎、東京駅ラーメンストリート、スカイツリー、羽田空港に店舗を展開。上野で5店舗目に。六厘舎と同グループの「舎厘」「トナリ」の2店舗分の跡地を使っての出店となった。
六厘舎といえば濃厚な豚骨魚介の「つけめん」や「中華そば」でお馴染みだが、上野店のウリは、ここ限定で提供している「つけめん 痺れ」である。この「痺れ」は、2019年の大つけ麺博で600人の行列を生んだ「凶暴つけめん」を『進化復活』と銘打ってレギュラーメニュー化したものだ。今回は「痺れ」を大盛り(＋100円)で注文した。
待つこと5分ほどで着丼。麺量は並盛280gに対して大盛は425g。なかなかのボリューム感だ。つけ汁はゲンコツや鶏ガラを長時間煮込んだ出汁に、煮干や鯖節の魚介を加えた濃厚なもの。そこに花椒が加えられているのだが、暴力的な痺れ感はなく、うまく調和している。物足りない場合は別添えのミルで花椒を加えるべし。
そしてストレートの太麺は浅草開化楼製。全粒粉入りで香りが良く、汁との絡みも抜群だ。作り置き感は否めず、シメが甘いのかコシが弱いのは残念だが、それでも十分に旨いのがスゴイ。チャーシューも良い味だ。卓上にはライム、ゆず粉、魚粉、特撰焙煎七味があるのでお好みで。気軽に啜れる有名店の味、東京観光の際に是非。
<店舗データ>
【店名】 六厘舎 上野店
【住所】 東京都台東区上野7-1-1
【最寄】 JR東北本線「上野駅」山下口出てすぐ
