ラーメンストリートのラスボス「六厘舎」
行列の「六厘舎」から「東京駅 斑鳩」「ソラノイロNIPPON」など名店8店を揃える東京駅地下のラーメンストリート。今日は、その中でも一番の行列を作る人気店「六厘舎」へ。言わずと知れた「つけ麺」界の雄。東京駅ラーメンストリートへは2009年6月の第一期から出店している。創業の地・大崎以外への初めての出店だった。
2020年6月現在、六厘舎は東京スカイツリー、羽田空港、大崎ウィズシティ、上野駅にも店舗を構えているが、私は東京駅の店舗の味が頭一つ抜けているように感じる。休日の昼間は大行列だが、平日の閉店間際の夜9時過ぎなら、あまり並ぶこと無く入店出来る。行列時、食券の購入はスタッフからの声かけを待つように。
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麺メニューはつけめん、中華そばの2軸で、麺の量を大盛(100円)、特盛(200円)に増やすことも出来る。また、ビールに加えてチャーシューやメンマ、味玉の盛り合わせもあり、一杯飲ることも可能だ。今回は味玉と、人気トッピングの「豚ほぐし」が入った「特製つけめん(1080円)」を大盛(+100円)で注文した。
美しく盛られた麺は浅草開化楼の全粒粉入り極太麺。通を気取るなら、まずは麺だけでチュルっとやるべし。力強いコシと香りが楽しめるだろう。一方のつけ汁は、大量の豚骨や鶏ガラを使った動物系出汁をベースに、煮干や鯖節の魚介系出汁を合わせた濃厚なもの。昨今は珍しくない豚骨魚介だが、ハイレベルで啜り飽きない。
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トッピングだが、つけ汁には肉厚のチャーシュー、豚ほぐし、胡麻油風味のメンマ、香りの良いネギ、ナルト、そしてトレードマークの「海苔筏+魚粉の山」が。そして着丼時に麺の上に置かれているレンゲには、ネットリとした黄身の味玉が乗る。食べ進めるにつれ「豚ほぐし」が解け、麺に絡み付いて旨さを倍増させてくれる。
卓上には胡椒、焙煎七味黒、柚子粉、ライム酢があるのでお好みで。酢は汁にではなく、麺に直接かけるのが良いだろう。最後は残ったスープに魚介系の割りスープを注ぎ完食。ちなみに午前7時半から9時45分までは、朝専用の麺とあっさりスープで啜る「朝つけめん」での営業となっているのでご注意を。
<店舗データ>
【店名】 六厘舎(ろくりんしゃ)
【住所】 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F
【最寄】 JR「東京駅」八重洲中央改札より1分