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肥宝館 -貧すれば丼する-

【東京駅】 味噌麺処 花道庵 東京駅店「特製味噌ラーメン(1350円)+ライス(150円)」

ラーストに味噌の人気店「花道庵」登場

行列の「六厘舎」から「東京駅 斑鳩」「ひるがお」など名店8店を揃える東京駅地下のラーメンストリート。2023年秋、このうち2店が入れ替えとなり10月25日に新たに2店舗がオープンした。ひとつは数々の受賞歴を持ちビブグルマンにも掲載された「ソラノイロ」の宮崎千尋代表が手掛ける「家系ラーメン 革新家 TOKYO」だ。

そしてもう一店が今回訪れた「味噌麺処 花道庵」である。中野区野方の本店をはじめ、北参道にも支店を持つ味噌ラーメンの行列店だ。ご主人の垣原康氏は高田馬場にあった「さっぽろ純連 東京店」や「麺処 井の庄」などを経て2008年に独立創業。常に人が集まる場所を目指し、屋号はプロレスの「花道」から取ったそうだ。

さて東京駅店だが、店内はウンター17席と4人掛けテーブル3卓の計29席。混雑時は先に食券を購入してから列に並ぶルールだ。麺メニューは定番の「味噌ラーメン」を筆頭に、特製ラー油を加えた「辛味噌ラーメン」、辛さMAXの「激辛番長ラーメン」、そして麺とスープを和えて食べる「あえめん」をラインナップしている。

いずれも麺量は200gで、プラス150円で300gの大盛に、プラス200円で400gの特盛に増量可能だ。また追加トッピングにはチャーシュー、生卵、味付玉子、山椒、辛ニラ、野菜大盛り、メンマ、ネギのほか、辛みダレを和えたウズラ「チンピラ玉子」や「チンピラほぐし豚」も用意している。ライスや豚ごはんといった飯モノも提供。

今回は東京駅店限定という甘辛の豚バラ肉を乗せた「特製味噌ラーメン(1350円)」に「ライス(150円)」を添えて注文した。アツアツのスープは豚のゲンコツや背ガラ、豚足と鶏の胴ガラやモミジを炊いた濃厚な白湯に白味噌を中華鍋で合わせたもの。特別な素材ではなく、どこにでもある普通の鶏・豚を使っているという。

豚や鶏のガツンとくる旨味に、甘味ある白味噌やラード、ニンニクの香りが加わり美味である。そこに合わせるのは三河屋製麺特注の平打ち中太麺。コシが強くモチモチで、スープとの相性は抜群だ。肉類は厚切りで存在感のあるバラチャーシューが1枚と、東京駅限定の甘辛醤油ダレが染みた豚バラ肉がトッピングされている。

ライスに肉を乗せ、スープを駆けて頬張るのも良しだ。ほかシャキシャキを通り越してパリパリのモヤシに挽肉、ニラ、甘めの太メンマが乗る。卓上には一味、ニンニクがあるのでお好みで。ラーメンは美味しく頂いたのだが、椅子と椅子の間隔が狭く圧迫感が強かったのが残念だ。次回は空いている時間帯に来ようか。

<店舗データ>

【店名】 味噌麺処 花道庵 東京駅店
【住所】 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F
【最寄】 JR「東京駅」八重洲中央改札より1分

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