武里駅前で本格的な燕三条背脂麺を
東武スカイツリー線・武里駅西口のロータリー前にある「ぎと家」へ。コチラは春日部市内にある二郎インスパイア系の人気店「ジャンプ」の姉妹店で、2016年11月に創業。ジャンプとは違い、燕三条系の背脂ラーメンを主軸に据える。これはご主人・高山竜氏の好きな味だそうで、燕市の名店「杭州飯店」をリスペクトしているそう。
店内はカウンターとテーブルが混在し、合わせて17席。ラーメン類は煮干しベースの「淡麗中華そば」と、そこに背脂を振った「背脂煮干しそば」や「味噌そば」を用意。ほか、汁なしあぶらそば、冷やし汁なしタンタン、つけそばもラインナップ。辛さを選べる「辛脂(からし)」や岩海苔などを追加トッピング可能である。
今回は、評判の高い「汁なしあぶらそば」を特製(1100円)でオーダー。なお、麺は「固め」「柔らかめ」から、背脂も「脂増し」「大脂」「鬼脂」にレベルアップ出来る。更に無料で「玉ねぎ多め」に出来る上、あぶらそばの場合は「柚子七味マヨネーズ」追加や「スープ割」も可能なのでお好きな方はどうぞ。私は全てノーマルでお願いした。
待つこと6分ほどで、丼淵に「燕三条背脂蕎麦」の文字が入った一杯が到着した。さっそく全体を掻き混ぜ、食べ進めていく。麺は手打ち感のある平打ちで極太幅広。ピロピロっと食感が良く、杭州飯店ほどの「うどん感」は無いがモチモチで旨い。醤油ダレの塩味は控えめなので、濃い目が好みなら卓上の醤油ダレやラー油を加えるべし。
チャーシューは厚切りの肩ロース肉で、食べ応え十分。ほどよく脂身もあり旨い。ほか、黄身がトロリとした味玉、玉ねぎ、岩海苔、刻み海苔、メンマ、鰹節、背脂、胡椒が乗る。ニンニクをたっぷり加えてジャンキーにシメるもよし、割りスープを加えてサッパリとシメるもよしである。次は「背脂煮干しそば」を啜りに来るとしよう。
<店舗データ>
【店名】 燕三条背脂蕎麦 中華そば ぎと家
【住所】 埼玉県春日部市大場1103-2
【最寄】 東武スカイツリー線「武里駅」徒歩1分