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肥宝館 -貧すれば丼する-

★移転★ 【千葉 新松戸】 ラーメン ニュー松戸「白醤油ラーメン(830円)+特製(270円)」

新松戸の評判店が間借り営業から全日営業に

JR常磐線・武蔵野線の新松戸駅から徒歩2分弱。千葉銀行前の路地で営業する「ラーメン ニュー松戸」へ。元々は2020年3月、ご主人の父親が経営するレストラン・バー「adonis」をランチ時に間借りして始めた店である。その後「adonis」の閉店に伴い全日ラーメンでの営業となったため、2021年6月に「ニュー松戸」に屋号を変更した。

「間借り」時代から、淡麗系ラーメンがハイレベルとの評判だった。店舗は線路沿いのビルの2階。カウンター3席とテーブル席で合わせて15席ほどの店内である。麺メニューは「白醤油ラーメン」と「醤油ラーメン」の2種のみで、味玉やチャーシュー、有明海産海苔、メンマを追加可能。そぼろご飯、シラスと青菜のご飯とのセットもある。

今回は「白醤油ラーメン(830円)」を、味玉、ロースチャーシュー1枚、有明海産海苔が増量される「特製(270円)」でオーダーした。薄濁りのスープは、京桜丸鶏、大山鶏ガラ、煮干し、羅臼昆布、鰹本枯節、宗田節、鯖節、香味野菜を煮込んだ旨みたっぷりの清湯。そこに盛田白醤油をベースにしたカエシを重ねている。

魚介が前面に出ており、それを鶏の旨みが下支え。白醤油の甘みもフワッと感じるが、全体的にはスッキリした飲み口に仕上がっている。合わせる麺は北海道産の春よ恋、はるゆたか、ゆめちからといった小麦に胚芽を加え、天然かんすいで練り上げた中細ストレート。パツっとした食感だが、しなやかさも持ち合わせる旨い麺だ。

ロース肉のチャーシューは大判で7~8ミリと厚みもあり絶品。赤身も脂も良い味で、炙ってあるので香ばしい。ほか、黄身がトロリとした味玉、香りの良い有明海産の海苔が3枚、太メンマ、笹切りの白ネギ、カイワレが乗る。評判に違わぬ旨い一杯、あっという間に完食した。もちろん、近日中に「醤油ラーメン」も啜るつもりである。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン ニュー松戸
【住所】 千葉県松戸市新松戸1-486
【最寄】 JR常磐緩行線「新松戸駅」徒歩2分

★2023年3月末に新京成線「みのり台駅」そばに移動
★新店舗は松戸市稔台1-1-17。「麺響 万蕾」の跡地

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