牛久の人気店「とん平食堂」の支店が柏市に
つくばエクスプレス・柏の葉キャンパス駅の東口から徒歩約18分。距離にして1.4キロほど。パチンコ店をはじめゲームセンター、ボウリング場、カラオケ、ネットカフェ、スーパー、飲食店などが入居する娯楽の殿堂「マルハンエンターテイメントモール柏」の1階に2024年4月23日にオープンした「大衆めし とんぺい食堂 柏店」へ。
コチラは茨城県牛久市の国道6号沿いにある人気店「とん平食堂」の支店である。社長の伊藤貴夫氏は1993年に「とんこつ屋台らーめん貴生」を創業。その後「貴生ファーム」を立ち上げ養豚も行い、2013年9月に「とん平食堂」をオープンした。「とん平」や「貴生」のジャンキーな一杯を遠方から啜りに来るファンも多い。
さて店内はテーブルメインで40席ほど。入口は2カ所で外からだけでなく、ビル内部から直接入ることも出来る。まず券売機で食券を購入しカウンターのスタッフへ。その際に渡される「呼び出しブザー」を持って座席で待つルールだ。ブザーが鳴ったらカウンターまで丼を取りに行き、食後は返却口に戻すセルフ式となっている。
麺メニューは「ラーメン」「つけ麺」とも醤油と味噌の2軸をラインナップ。ラーメンは「こってり」と「あっさり」の2種が選べ、チャーシュー、ニラ、レバー、辛口ホルモンを追加トッピング出来るほか、麺＋ご飯入りの「クッパメン」も用意している。一方の「つけ麺」はチャーシュー、辛ホルモンを追加可能である。
また他にも追加トッピングには味玉、メンマ、小松菜、刻みネギ、もやし、ニラ、岩のり、紅しょうが、ワカメ、コーン、バター、辛ネギがあり自分好みにカスタムするのも良いだろう。また定食や丼もの、一品メニューも充実。もつ煮や生姜焼き、ニラ玉、ハラミステーキ、ポークハンバーグステーキなどは定食で。
そして純レバー、ハラミ、辛口ホルモン、ネギ塩ハラミ、ネギ塩タンハツは定食でも丼ものでも楽しめる。ほかチャーハンや辛ホルチャーハンも用意。ツマミで一杯飲ることも出来る。目移りしてしまうほど豊富なラインナップだが、今回は「こってりニラチャーシューメン 並(900円)」に「純レバー丼 小盛(400円)」 を加え注文した。
着丼までは10分ほど。まずはラーメンから啜っていく。薄濁りのスープは豚骨ベースで醤油のカエシは控えめ。少しトロミがあり豚の旨味が凝縮されている。背脂の量もまた控えめで、「とん平本店」や「貴生」のファンからするとインパクトに欠けるという評も出そうだが、初めての方でも完食できるレベルだ。立地戦略だろうか。
合わせる麺はコシのある中細ストレート。ツルリと喉越し良くスープとの相性は悪くない。チャーシューはレアな仕上がりの肩ロース肉が6枚。しっとりとした仕上がりで旨い。ほかトッピングにはニラ、小松菜、細メンマ、刻みネギが乗る。なおカウンター脇にラーメン醤油、一味、ニンニク、お酢があるのでお好みで味調整を。
続いて「純レバー丼」を頂くことに。ちなみに純レバーとはレバニラからニラを引いたもの。厚みあるレバーに甘辛のタレを絡めてライスの上にのせてある。刻みネギ、紅ショウガが良いアクセントに。麺も丼もあっという間に完食した。今回は純レバー丼を付けたので遠慮したが、次回は麺に辛ホルモンを加えて注文したいところだ。
<店舗データ>
【店名】 大衆めし とんぺい食堂 柏店
【住所】 千葉県柏市十余二249-5
【最寄】 つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」徒歩18分
