肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【御徒町】 麺屋 翔 御徒町店「香彩鶏だし 特製塩らーめん(1250円)」

御徒町らーめん横丁でインスタ全国1位の塩を

JR御徒町駅と秋葉原駅の間の高架下にある「らーめん横丁」。2014年のオープン以来、蒙古タンメン中本、青葉、つけめんTETSU、なんつッ亭、チラナイサクラの5店舗で営業してきたが、2020年3月28日をもって「なんつッ亭」が撤退。入れ替わりの形で入居し、4月20日から営業しているのが、今回訪れた「麺屋 翔」である。

本店は西新宿で、2007年に創業。また、現在は同じ西新宿の野村ビル地下2階に「麺屋翔みなと」も出店中だ。創業当初は閑古鳥が鳴いていたそうだが、2011年に店主の大橋望氏がテレビ東京系の番組「愛の貧乏脱出大作戦」に出演、麺屋こうじグループ・田代浩二氏らによる指導を受け、人気店へと生まれ変わった。

本店は鶏出汁清湯に定評があるが、コチラ御徒町店は、外壁に大きく「塩」の文字が輝く通り、塩にこだわった新店舗になっている。麺メニューは「香彩鶏だし塩」と冠の付いたらーめん、つけ麺が主軸だ。そしてサイドメニューも、ネギ塩チャーシュー丼、手作り塩餃子、塩卵かけご飯、手作り塩プリンと、とにかく塩づくし。

今回は「香彩鶏だし塩らーめん」を特製でオーダーした。ちなみに、麺屋翔の塩らーめんは「インスタ塩ラーメン部門」でフォロー数全国第1位とのこと。さすが全国1位、到着したのは美しい丼相の一杯だ。澄んだ黄金色のスープは鶏ガラ清湯で、塩味は立つが決して辛過ぎず。鶏出汁と鶏油の旨味もしっかり効いた旨いスープだ。

合わせるのは中細のストレート麺。肌はツルツル、コシがあって歯切れも良い。スープとの相性も抜群である。チャーシューは豚バラ肉の吊るし焼、スモーキーな鶏モモのロースト、豚ロースの低温調理の3種。いずれもしっかりした味付けで美味である。味玉は黄身がホクホク、芯はトロリ。ほのかにニンニクの香りも付けられている。

ほか、細切りメンマ、水菜、白髪ネギ、糸唐辛子が乗る。繊細なスープに対し、具材は味付けがしっかりで、メリハリのある満足度の高い一杯に仕上がっている。卓上には黒胡椒もあるが使うことなく完食。なお、現在はコロナ対応で「ローストビーフ塩まぜそば」等のテイクアウトメニューも用意されている。これもまた旨そうだ。

<店舗データ>

【店名】 麺屋 翔 御徒町店
【住所】 東京都台東区上野5-10-14
【最寄】 JR山手線「御徒町駅」南口より徒歩1分

★2021年10月31日をもって閉店。
★跡地には「わ蔵 御徒町店」が入居。

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