中華の名店出身店主が作る北海道らーめん
東急田園都市線・たまプラーザ駅の北口から山内公園方面へ歩いて12分ほど。元石川小学校東側交差点そばの住宅街で2020年1月10日から営業する「北海道らーめん 文太朗」へ。コチラは聘珍樓で菅沼美都雄シェフに師事した中澤泰隆氏と、同じく横浜聘珍樓で修業し北見市で「初代らーめん ごらく」を営む小林信孝氏が創業。
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なお「ごらく」のHPによると姉妹店という扱いだそうだ。お店は和食店の居ぬきだろうか。店奥にカウンターも4席あるが、4人がけのボックス席2卓にお座敷10席と、客席はテーブルがメインである。駅から少し離れているが、店前に加え100mほど離れた村田美しが丘駐車場にも5台分、停めるスペースがあるので安心である。
麺メニューは「極み札幌味噌らーめん」が焦がし味噌、こくまろ味噌の2種あるほか、清湯の「文太朗熟成醤油らーめん」や「黄金函館塩らーめん」、さらに6辛まで選べる「閻魔味噌らーめん」も提供。それぞれ特旨煮チャーシュー、味玉、ネギ、極太メンマ、甘~い美瑛のとうもろこし、北海道バター、海苔を追加トッピング可能だ。
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また「イクラ丼」がフルサイズとハーフを、「帯広豚丼」がフルサイズと大盛りを用意。さらに海苔の上に握り飯とイクラ、昆布、明太子、チャーマヨを乗せた「ちょこっと握り」も人気だそうだ。ほかザンギ、ピリ辛もちもち水餃子、おつまみネギチャーシュー、浅漬け青ザーサイといったツマミ類もあり一杯飲ることも出来る。
今回は「極み札幌味噌らーめん こくまろ味噌(1080円)」に「特製漬けダレ半熟味玉(180円)」を乗せ、さらに人気No.1という「イクラちょこっと握り(400円)」も追加し注文した。着丼までは8分ほど。すり鉢に入っての到着だ。スープは鶏を中心に豚、北海道の玉葱などを炊いた出汁に信州味噌を使ったタレを重ねたもの。
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ニンニクと表面の油が香ばしく、円やかでかなり甘味の強いスープである。そこに合わせるのは小林製麺特注の黄色がかった中太縮れ麺。モッチリ食感でコシもあり、濃厚なスープとの相性も抜群だ。そしてチャーシューは豚肩ロース肉が1枚トッピングされる。長時間に込んでいるそうで柔らかく、熟成ダレが染みて美味である。
味玉は黄身ネットリ。ほか大き目カットで甘味の強い玉ネギ、モヤシ、キクラゲ、海苔、刻みネギ、分葱が乗る。一方の「ちょこっと握り」は、ふっくらした握り飯とイクラの組み合わせが絶品。麺も飯もあっという間に完食した。味噌スープは甘めなので、苦手な方は焦がし味噌や閻魔味噌の方がよいかもしれない。
<店舗データ>
【店名】 北海道らーめん 文太朗
【住所】 神奈川県横浜市青葉区美しが丘4-19-18
【最寄】 東急田園都市線「たまプラーザ駅」徒歩12分