名店出身のご主人が作る渾身の白湯麺
京成線青砥駅。上野行きの京成本線、都営浅草線や京浜急行も乗り入れる押上線、更には北総線、成田スカイアクセス線と、京成鉄道のジャンクション機能を果たすターミナルである一方、駅ガード下にショッピングモール「ユアエルム」がある程度で商店街の規模は小さい。今回は駅北側の呑み屋街に佇む人気店「麺屋なごみ」へ。
ご主人は本厚木の塩の名店「本丸亭」の出身。独立後は大田区千鳥町で「ラーメンみしま」を創業するも1年程で閉店。2010年に実家のそばである青砥に「麺屋なごみ」をオープンさせた。麺メニューはラーメン・つけ麺とも醤油、塩、味噌の3種があり、それぞれアッサリ清湯とコッテリ白湯を用意。今回は人気の「白湯麺」を特製で注文。
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スープは圧力寸胴鍋を使い120度の熱で煮込んだ鶏ベースの白湯。粘度は低くサラサラだが旨味は濃厚。醤油のカエシも効いていて、スッキリした飲み口だ。なお、訪問時は丁度スープを炊いていて店の中は熱気で溢れていた。鍋の分銅が蒸気で揺れる様から、お店ではスープを炊く間を「フラダンスタイム」と呼ぶとテレビで見た。
麺は三河屋製麺の中細麺で柔らかな茹で上がり。煮卵、ノリ3枚、穂先メンマ、小松菜、厚切りでトロトロのバラロールチャーシューがトッピングされている。どれも丁寧に調理されており旨い。最後は卓上の胡椒やニンニクで味に変化をつけ完食。スープが重くないので後味スッキリで、罪悪感がないのも嬉しいところである。
<店舗データ>
【店名】 麺屋なごみ
【住所】 東京都葛飾区青戸3-33-16
【最寄】 京成電鉄「青砥駅」北口徒歩2分