平塚の住宅街で啜る優しい塩ら~麺
JR東海道線・平塚駅の西口から南へ歩いて6分ほど。松風町の住宅街の一角で2016年12月から営業する「麺処 凪」へ。土日は昼夜通しで営業しており、ちょっと遅めの昼食をとるのに丁度良い。駅からそう遠くないが、車で訪問する場合は斜向かいにある出繩歯科医院の裏手に2台分駐車場がある。入口が細道なのでご注意を。
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店内はL字カウンターに7席。ご主人が1人で店を切り盛りしている。レギュラーの麺メニューは「塩ら~麺」と「担々麺」の2本柱だ。塩は具無しからチャーシュー、半熟味玉、ワンタンなどを乗せたものまで様々ある。一方の担々麺もチャーシューや味玉に加え麻辣、酸辣、肉味噌ダブルの「王様」などをラインナップ。
また数量限定で「本日の醤油ら~麺」や、オマール海老と甘海老を使った「海老だし味噌拉麺」も提供している。そして飯モノにはライスのほか、葱トロご飯、月見ネギトロご飯、ピリ辛そぼろ飯、日替わりご飯が。昼時は麺とのお得なセットもある。今回は「チャーシューワンタン麺 塩(1150円)」を注文することに。
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スープは牛骨と魚介などを炊いた清湯に、円みある塩ダレを重ねている。牛よりも魚介の香りが先行し優しい味わいだ。そこに柔らかな茹で上がりの細ストレート麺が泳ぐ。そして手包みのワンタンには皮の外に透けて見えるほどたっぷりのニラが。これが湘南の昼下がりの緩んだ空気を切り裂くほどに強烈なパンチを放つ。
ワンタンが6つも乗っているので、ほかのトッピングはホロホロのバラチャーシューが2枚に水菜とシンプルだ。丼底には粗挽きの胡椒が沈んでいるので全体を混ぜると風味が締まる。また卓上の柚子胡椒もアッサリしたスープに抜群に合うのでお試しを。個性的な一杯、美味しく完食した。次回は限定メニューや飯モノも頂いてみたい。
<店舗データ>
【店名】 麺処 凪
【住所】 神奈川県平塚市松風町21-19
【最寄】 JR東海道線「平塚駅」西口徒歩6分