曜日毎に変わるメニューが魅力「麺者屋ちくわ」
東関東自動車道・富里ICから車で5~7分ほど。県道106号=八日市場佐倉線沿いで2016年8月から営業する人気店「麺者屋ちくわ」へ。ご主人の小谷洋平氏は辻調理師専門学校を卒業後、機内食を手がける「JAL ROYAL ケータリング」に入社。独学でラーメンを学び、2016年8月19日に「麺者屋ちくわ」を創業した。
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2020年8月には成田三里塚に2号店「niboshi noodle 烏」も出店。両店舗とも評判が良くラーメンファンの注目度も高い。そして、ここ「麺者屋ちくわ」は日替わりで方向性の全く違うラーメンを提供している。木曜は「天一インスパイア」、金曜は「二郎インスパイア」を提供しており、他の曜日も魚介や煮干し系を中心に様々な一杯を用意。
さらに月2回は限定麺も提供している。ちなみに10月の限定は「シャンピニオンとエシャロットのデュクセル 4種のさんまのコンフィ」だそうだ。訪れたのは土曜日で、鯛しょうゆ、鯛しお、鯛白湯の3本柱で営業中。ほかに鯛丼、チャーシュー丼、和え玉なども用意している。今回は「鯛しおらーめん」と和え玉(250円)をオーダーすることに。
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薄濁りのスープは鯛の旨みが存分に詰まった清湯。香味油にも鯛を使っているのだろうか、野性味すら感じる躍動的な味わいである。塩味だと出汁の旨みをストレートに楽しめて良い。合わせる麺は低加水ストレート。コシがあって小麦の風味も良く、スープとの相性は抜群だ。チャーシューはレアな仕上がりで厚めカットで絶品。
ほかトッピングには胡麻油香る極太メンマ、ナルト、海苔、ネギ、少し辛味ある紫タマネギ、小口ネギ、貝割れ、スライスレモンが乗る。一方、和え玉の方は醤油ダレで味付けされている。麺が旨いので、そのまま啜っても良し、スープにつけても良しである。麺量が結構あるので、もう腹は十二分目の大満足。さあ次はどの曜日に来よう。
<店舗データ>
【店名】 麺者屋 ちくわ
【住所】 千葉県富里市七栄646-135
【最寄】 京成本線「公津の杜駅」より4.2キロ