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肥宝館 -貧すれば丼する-

【金町】 拉麺倶楽部 にのくに「特製まぜそば(800円)+小ライス(50円)+ブランド生卵(100円)」

金町「トトノエ」夜の二毛作は絶品まぜそば

JR金町駅の北口から徒歩2分。理科大学通り沿いにある人気店「ramen club トトノエ」が、2024年4月11日から夜の部のみ屋号を「拉麺倶楽部 にのくに」へと変え、まぜそば専門の二毛作を行っている。これがまた何とも旨そうなビジュアルだったのでさっそく訪問。なお、ご主人の高橋渉氏は行列店 「麺処 ほん田」の出身だ。

店内はカウンターのみ8席。麺メニューは「まぜそば」「辛まぜそば」の2種あり、いずれもチャーシュー増し、フライドオニオン、黒バラ海苔を乗せた「特製」も用意されている。麺大盛はプラス150円。小ライス、にんにく、ブランド生卵も追加可能だ。今回は「特製まぜそば(800円)」と小ライス(50円)、ブランド生卵(100円)を注文した。

待つこと8分ほどで、丁寧に盛り付けられたレアチャーシューと大量の生姜が目を引く丼が到着した。丼全体を混ぜて啜っていく。丼底のタレは、醤油をベースに肉や香味野菜、乾物などの旨味を凝縮したもの。一方の麺は心の味製麺製だろうか。コシがあって小麦の香りも良い太麺だ。麺肌にザラつきがありタレとの絡みも抜群である。

少しゴワっとして歯ごたえがあるので、食べ応えも十分だ。チャーシューはタレに漬け込んだ後に火入れした低温調理の豚肩ロース肉が4枚乗る。しっとりとした仕上がりで、肉の旨味を存分に楽しめる逸品である。そして大量の刻み生姜が丼の個性を一層引き立てる。量は多いが辛味は強すぎず。サッパリした後味にしてくれる。

ほか刻みネギが2種とフライドオニオン、バラ海苔がトッピングされる。卓上には黒胡椒、向井珍味堂の七味、お酢があるのでお好みで味調整を。なおライスと生卵の楽しみ方は自由だが、私はタレの残った丼に投入してタレの一滴まで残さず完食した。ちなみに、この日はプレオープン価格での提供だったので、今後訪問される方はご注意を。

<店舗データ>

【店名】 拉麺倶楽部 にのくに
【住所】 東京都葛飾区東金町1-20-14
【最寄】 JR常磐緩行線「金町駅」北口徒歩2分

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