肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 旭】 旭東洋食堂「ラーメン(460円)+モツ煮 単品(560円)」

旭市国道沿い、昭和の匂い放つ名食堂

JR総武本線・旭駅から歩いて10分弱。国道126号線沿いにあり、創業50年を数える老舗「旭東洋食堂」へ。2020年夏までは錆びたトタンのパースが独特の存在感を放っていたが、若干のリニューアル。それでもなお昭和の匂いをプンプンに放ち存在感は抜群だ。店横に4台分ほどの駐車スペースもあるので、車でのアプローチもOK。

暖簾をくぐると店内は4人がけテーブル5卓と小上がりが。食堂なので基本的には定食メニューとなる。壁に貼られた短冊を見ると、とんカツやイカフライ、メンチ、ハムフライといった揚げ物とのセットを中心に、焼肉、レバー焼、さばみそ、モツ煮など様々な定食が並ぶ。さすが千葉県有数の食肉加工の町・旭市だけあり、どれも旨そうだ。

また、ラーメン、タンメン、焼そばといった麺類や、目玉焼き、野菜炒め、マカロニサラダ、冷奴など酒のツマミになりそうな単品メニューも。今回は「ラーメン(460円)」に加え、こちらのお店で一等評判の良い「モツ煮」を単品(560円)でオーダーした。各定食から100円引きでライスと味噌汁抜きの「おかず」として注文可能なのだ。

ラーメンのスープは鶏ガラに魚介を合わせた出汁で、魚介風味がやや強めに出るチューニング。醤油のカエシは強くなく、香味油も控えめの、やさしい味わいに仕上がっている。麺も柔らかながらコシがあり良い味。具材には、しっかり味の付いたチャーシュー、正方形の海苔、ワカメ、ナルト、ネギ。王道の食堂ラーメンである。

そして、お楽しみの「モツ煮」の到着だ。程よく獣臭を残した大粒のモツに玉ねぎ、ちぎりコンニャクとボリュームたっぷり。甘めの味噌で煮込んであり、こりゃライスが進む味付けである。麺もモツも、あっという間に完食してしまった。界隈では少ない昼夜通し営業なのも嬉しい。次回はレバー焼も頂いてみたい。

<店舗データ>

【店名】 旭東洋食堂
【住所】 千葉県旭市イ2666-1
【最寄】 JR総武本線「旭駅」徒歩10分

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