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肥宝館 -貧すれば丼する-

【埼玉 北浦和】 らーめん かねかつ「かねかつSP(2100円)」

麺・肉・出汁の三拍子揃った名店「かねかつ」

JR京浜東北線・北浦和駅の東口から歩いて1分ほど。線路沿いの住宅街の一角、駅のホームからも見える路地で営業する「らーめん かねかつ」へ。元々は2013年に川口市の飯塚小学校そばで創業。スープ、麺、肉と三拍子揃った一杯で県内トップクラスの人気を誇ったが、建物の老朽化により2022年7月7日に北浦和に移転した。

ご主人の大友勝氏は19歳から丸山製麺で働き始め、その後、お茶の水の人気店「ラーメン大至」での修行などを経て独立創業。北浦和の新店舗はカウンター8席で、行列時は店内、店外の待合スペースに順番に並んで待つシステムだ。川口の店舗はコロナ禍で4席だったのに比べると席数は倍増したとはいえ行列必至である。

麺メニューは、ら~めん、つけめん、あぶらそば、季節のら~めんをラインナップ。この日の季節のら~めんは「生シラスの冷たいまぜそば(1300円)」とのこと。なお「かねかつ」はトッピングの肉が絶品との評判だ。鳥もも肉、鳥むね肉、イベリコ豚肩ロースを各500円でそれぞれ増量出来るほか、3種盛りの「得肉三昧」も用意している。

今回は麺メニューの得肉三昧に肉ごはんが付いた「かねかつSP(2100円)」を注文することに。なお麺類は「ら~めん」でお願いした。ご主人は1度に4杯ずつ丁寧に仕上げていくので、12分ほどかかって着丼した。スープは鶏と豚をベースに魚介や昆布の出汁を合わせた清湯だ。旨味の層が厚く、出汁を存分に楽しめる。

カエシにはご主人の出身地である福島県喜多方市「若喜商店」から取り寄せた醤油を使用しているとのこと。円みがあって出汁の旨味をさらにブーストしてくれている。そこに自家製の多加水中太手揉み麺が泳ぐ。麺肌はツルツルで、弾力はあまりなく柔らかだが、コシはしっかりキープ。スープとの相性も抜群だ。これは旨い。

そしてお楽しみのチャーシューだが、鶏は「ほろほろ鳥」を使用。皮目を香ばしく炙ったジューシーなモモ肉と、しっとりと仕上げた柔らかなムネ肉がサイコロ状で3つずつ乗る。そしてレアな仕上がりで脂が舌の上で溶けるイベリコ豚の肩ロース肉が3枚。いずれも出色の出来栄え。値は張るが、絶対に肉は増量すべきである。

ほかトッピングは刻みネギと三つ葉。シンプルだが心に刺さる一杯である。一方の「肉ごはん」は、ら~めんと同じ3種のチャーシュを刻んで白飯に乗せ、少し甘辛のタレをかけてある。そこにバター、ネギ、胡椒。言わずもがな絶品だ。ゆったりと時が流れる店内での素晴らしい食体験だった。ぜひ一度足を運んでみて欲しい。

<店舗データ>

【店名】 らーめん かねかつ
【住所】 埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-1-6
【最寄】 JR京浜東北線「北浦和駅」徒歩1分

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