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肥宝館 -貧すれば丼する-

【埼玉 大袋】 流行るより愛される一杯を「〜煮干し香る〜淡麗中華そば(700円)+チャーシュー丼(350円)」

地元密着で「愛される一杯」を提供

東武スカイツリー線・大袋駅の西口から歩いて5分ほど。越谷市北部市民会館そば、須賀川通りから路地を数歩入った場所で2023年1月9日から営業する「流行るより愛される一杯を」へ。略称は「愛一」。山形県酒田市出身のご主人・石川英一氏が、元気な接客が印象的な和美さんと、ご夫婦でお店を切り盛りしている。

店内はカウンター6席と4人がけ小上がり2卓の計14席。麺メニューは、煮干し香る「淡麗中華そば」、こってり背徳の「背脂中華そば」、貝出し汁の旨味と風味「淡麗潮中華そば」、そして〆のひとくちライス付き「香椒担々麺」をラインナップ。中盛や大盛はなく、すべて替え玉(1玉150円)での対応とのことだ。

またそれぞれ「つけ麺」に変更ができ、有料になるがこちらは麺量を225g、300g、375gまで増量可能だ。このほか平日10食限定で「濃厚魚介まぜそば」も提供。そして追加トッピングには、定番の味玉こそ無いが、チャーシュー、ネギ、ほうれん草、メンマなどに加え、背脂中華そばに合いそうな黒ばら海苔やワカメもある。

また、飯モノにはライス、半ライス、チャーシュー丼を用意。夜は様々なツマミ類もあり、瓶ビール、ウイスキー、キンミヤ焼酎、本格焼酎、そしてご主人の出身地・山形の銘柄を中心に揃えた地酒も楽しむことが出来る。今回は「〜煮干し香る〜淡麗中華そば(700円)」と「チャーシュー丼(350円)」をオーダーすることに。

着丼までは待つこと5分ほど。スープは煮干しがフンワリと香り、カエシの仄かな甘みもあって優しい味わいに仕上がっている。そこに合わせるのは、菅野製麺所の中細縮れ麺。加水率高めでしなやか。麺もまた優しい。チャーシューは塩煮豚が、サービスしてくれたのでは、と思うほどにたっぷりと。塩味は強すぎず肉本来の旨味を楽しめる。

ほか海苔、メンマ、ほうれん草、刻み玉ネギ、長ネギがトッピングされる。途中で卓上の黒七味を加えると丼が華やぐのでおススメだ。まさに流行るより愛される一杯を体現した中華そばである。チャーシュー丼も肉たっぷりで満足度が高い。この2品で1,050円とは嬉しいところ。次回は背脂か塩か。再訪が楽しみだ。

<店舗データ>

【店名】 流行るより愛される一杯を 大袋店
【住所】 埼玉県越谷市恩間247-5
【最寄】 東武スカイツリー線「大袋駅」西口徒歩5分

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