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肥宝館 -貧すれば丼する-

【町田】 町田汁場 しおらーめん 進化 町田駅前店「しお全部のせ(1550円)」

町田の名店「進化」は駅前店が便利

JR横浜線と小田急小田原線が乗り入れる町田駅。今回はJR駅のターミナル改札口から歩いて2分ほど、大和横丁の一本東南側の路地にある「町田汁場 しおらーめん 進化 町田駅前店」へ。コチラは町田駅から1.3キロほど離れた町田市森野にある人気店「町田汁場 しおらーめん 進化」(現:らぁめん信)の支店として2014年に創業。

当時は小田急駅の西側、町田駅前通り沿いに店を構えていたが2020年3月に現在の場所へ移転。なお本店は2024年7月に「らぁめん信」にリニューアルしている。代表・関口信太郎氏は塩の名店「ひるがお」で修業し独立創業した。今は町田駅前店のほか、小田急線・鶴川駅から徒歩10分の場所に「しおらーめん進化 2nd」も展開中だ。

さて町田駅前店だが、店内はカウンター6席とテーブルに15席ほど。混雑時は先に食券を購入した待つルールである。麺メニューは看板の「しおらーめん」を主軸に、淡口醤油らーめん、しおつけ麺、ゆずの辛塩麺、そして駅前店限定「鯵煮干しの塩そば」を提供。またこの日は夜限定で「3種の肉盛りまぜそば」も用意していた。

それぞれ豚・鶏の2種のチャーシュー、しお味玉、穂先メンマ、のりを追加トッピング可能だ。また白ごはんをはじめ、鶏塩飯、たまごかけごはん、鶏マヨ飯といった飯モノも充実。ビールやハイボール、レモンサワーを飲ることも出来る。町田店限定という「鯵煮干」と迷ったが、今回は「しお全部のせ(1550円)」をオーダーした。

7分ほどで着丼。黄金色のスープは、ラーメンの鬼・佐野実氏が使っていたことでも知られる山水地鶏と純国産鶏の岡崎おうはんの丸鶏、そして名古屋コーチンの鶏ガラに、長崎県産のアゴを加えて炊いた清湯。そこに土佐の塩丸、伊達の旨塩、屋堅目の藻塩、わじまの海塩、カマルグの塩と、厳選した5種の塩を使ったタレを重ねている。

鶏の旨味がしっかりと引き出され、表面の香ばしい鶏油も手伝って非常に良い味に仕上がっている。塩味もちょうどよし。そこに合わせるのは国産小麦100%、自家製の中細麺だ。しなやかで小麦の香りも良くスープとの相性は抜群。そしてチャーシューは薄切りの豚肩ロース肉が2枚、皮つき鶏モモ肉が3枚トッピングされる。

どちらもレアな仕上がりで肉の旨味を存分に楽しめる。特に鶏モモ肉はジューシーで印象に残る逸品だ。味玉はタレが染み、黄身ネットリで美味である。ほかメンマ、刻みネギが乗る。肉のボリューム感が嬉しい一杯、あっという間に完食した。次回は町田駅前店限定の「鯵煮干」や、つけ麺類も啜ってみたいところだ。

<店舗データ>

【店名】 町田汁場 しおらーめん 進化 町田駅前店
【住所】 東京都町田市原町田4-6-15
【最寄】 JR横浜線「町田駅」ターミナル改札口徒歩2分

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