激戦区・五井で人気のカラシビ系
JR内房線の五井駅から北へ約1.4キロ。歩くと20分ほどだろうか。市役所通り沿いで2016年10月15日から営業している「Japanese Soba Noodles 蠍」へ。店舗はワンコインバー、とんかつ屋、ヘアサロンなどが並ぶ長屋の一角に入居している。店の前に10台分ほどの共用駐車場があるので車でのアプローチも楽である。
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店内はカウンター6席と、6人掛けテーブル2卓の計20席。麺メニューは唐辛子と山椒入りのカラシビ系「蠍ラーメン」と、辛み無しの「味噌ラーメン」の2種をラインナップしている。麺量は同料金で普通盛150g、中盛200gまで選択可能で、大盛250gはプラス100円。また、無料でニンニク、モヤシを増すことが出来る。
なお「蠍ラーメン」は辛さと痺れを「抜き」から「増し増し」まで5段階で選べるほか、それぞれプラス130円で辛さは「鬼増し」に、痺れは「鬼シビ」にグレードアップ可能だ。そして飯モノにはライスに加え、カレー味のツナマヨとチャーシューが乗った「まかない丼」も用意している。角ハイやビールといった酒類も提供。
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今回は「蠍 特製ラーメン(1120円)」 を麺中盛に。辛さも痺れも4段階目の「増し」で。そしてニンニクとモヤシも「増し」でお願いした。7分ほどで唐辛子がたっぷり振り掛けられた一杯が到着した。少しトロミのあるスープは、豚骨などの動物系出汁をベースに4種の味噌をブレンドし、自家製マー油でコクを加えたもの。
辛味も痺れも攻撃的な感じはなく、濃厚で味噌の旨味をしっかり楽しめるチューニングに。そこに合わせるのはコシのある中太麺。加水率が少々高いのか、スープに対して麺が少し勝っている感はあるがボリュームは満点だ。チャーシューは厚み1センチ越えの煮豚が2枚。ホロホロと柔らかで脂身はトロトロ。これは旨い。
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そしてモヤシは恐る恐る「増し」にしたのだが、二郎系と比べると大人しいのでちょっと安心。油通ししているのかシャキシャキで旨い。ほか、固茹での味玉、ヤングコーン、ニラ、ニンニクが乗る。辛さと痺れもさることながら味噌のコク、ニンニクのパンチ、肉のボリュームと満足度の高い一杯だ。カラシビ好きは是非一度。
<店舗データ>
【店名】 Japanese Soba Noodles 蠍
【住所】 千葉県市原市五井5800-86
【最寄】 JR内房線「五井駅」徒歩20分