東十条の古株。地元で愛される「ヒマワリ」
JR京浜東北線「東十条駅」北口の東側出口を出て徒歩30秒ほど。線路沿いの居酒屋犇く路地にある「ラーメンヒマワリ」へ。黄色く大きなパースが目印。創業は2001年と、東十条では古株だ。昭和のホーロー看板やポスターなどでレトロ調にまとめられた店内はカウンター10席。さらに店奥にはテーブル席もある。
ラーメンは醤油、味噌、そしてトロみのついた醤油「とろとろ」の3種が主軸。「ヒマワリラーメン」に限り、無料で二郎インスパイアのように野菜増しが可能である。ほか、つけ麺や麻婆タンメンもラインナップしている。今回は、全部入りの「ヒマワリスペシャル」を。麺大盛りか半ライスがサービスとのことで、麺大盛りでオーダーした。
さすがスペシャル。チャーシューと海苔の花びらが咲いたボリューム感たっぷりの一杯が到着した。背脂の粒が浮かんだ茶濁スープは、豚骨+鶏ガラの動物系に魚介系出汁を重ねたもの。魚介が香るアッサリした飲み口に仕上がっている。柔らかな茹で上がりの麺は、大栄食品の中太ストレート麺。生卵を練り込んであり風味も良い。
面白いのは、味玉が半熟と固茹でのハーフ&ハーフになっている点だ。2つの食感を楽しめる。バラ肉のチャーシューも食べ応え十分。白髪ネギが多めなのが嬉しい。卓上にはニンニク絞り器、ニンニクチップ、紅生姜、擂り胡麻があるのでお好みで。スープ自体はライトなので胃にもたれない。次回は「とろとろ」を啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 ラーメンヒマワリ 東十条本店
【住所】 東京都北区東十条3-17-4
【最寄】 JR京浜東北線「東十条駅」北口徒歩30秒