カレーの街で啜る絶品「カリーつけめん」
都営新宿線・小川町駅のB6出口から歩いて1分ほど。人気店「長尾中華そば 神田店」の並びで2022年11月1日から営業する「麺好獅子團(めんこいししまる)」へ。ご主人の斎藤信宏氏は「麺屋武蔵」に20年以上在籍し、「麺屋武蔵 武仁」では店長も務めた人物である。その「武仁」時代には秋葉カリー麺を考案したという。
その経験を活かしコチラでもカレーを使った一杯を提供している。店内はL字カウンターに11席。麺メニューは「スパイシーカリー麺」「カリーつけめん」に加え、濃厚豚骨魚介の「らーめん」や「濃厚つけめん」も用意している。それぞれ味玉、めんま、炙りチャーシュー、九条ねぎ、パクチー、生たまごを追加可能だ。
なお麺量だが「つけめん」は並盛180g、中盛270g、大盛360g、特盛450gまで、「らーめん」は並盛180g、中盛270gまで同料金で注文出来る。飯モノにはプチ飯、白飯、肉飯、炙りチャーシュー飯を用意。屋号に引っかけて、ビールにはライオンマークの「レーベンブロイ」と、スリランカの「ライオンスタウト」を揃えている。
カリー麺と迷ったが、今回は「味玉 カリーつけめん(1250円)」を大盛でオーダーした。着丼までは9分ほど。トロミのあるつけ汁は、濃厚な豚骨魚介スープに20種類のスパイスを加えて煮込んだもの。辛味一辺倒ではなくスパイスが複雑に重なり鼻腔をくすぐる。それでいてマイルドな味わいに纏まっており旨味も十分。
そこにカネジン食品製の中太麺を浸けて啜っていく。加水率高めで麺肌チュルチュル。コシがあって濃厚なカレーのつけ汁にも負けない旨い麺である。こりゃ箸が止まらない。そして、つけ汁には角切りでホロホロのチャーシューとメンマ、九条ネギが入る。チャーシューがたっぷりと入っているので満足度も高い。
また味玉は黄身ネットリで美味である。カレーにはやっぱり玉子が合うなぁ。卓上にはししまる特製唐辛子、かつお酢、黒胡椒ミルがあるのでお好みで。最後は割りスープで少し薄めて完食した。飯を投入してシメたい方は「プチ飯」を追加オーダーするのが良いだろう。食べ応えのあるカリーつけめん、ぜひ一度お試しを。
<店舗データ>
【店名】 麺好獅子團(めんこいししまる)
【住所】 東京都千代田区神田小川町1-7
【最寄】 都営新宿線「小川町駅」B6出口徒歩1分