肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【西新井】 らーめん食堂 えだぐち「鶏ベジ塩らーめん 玉子(880円)+北のバターめし(220円)」

北海道がモチーフ。西新井の実力店

東武スカイツリー線・西新井駅の東口を出てすぐの「らーめん食堂 えだぐち」へ。ご主人の枝口氏は秋葉原の人気店「粋な一生」のセカンドブランド「二枚看板」の店長を経て独立。2014年7月のオープン以来、メニューのリニューアルを重ね、現在は枝口氏の出身地・北海道の食材をフィーチャーしたラーメンを主軸に営業中だ。

ラーメンは、店の味のベースという「鶏白湯ベジポタ塩らーめん」に加え、旭川「鶏×鮭 Wスープ 正油」、函館「羅臼昆布 淡麗魚介 塩」、札幌「鶏白湯マイルド味噌」と三種の北海道をモチーフにした一杯をラインナップ。ほか、鶏白湯+魚介のつけ麺、辛つけめん、期間限定ラーメンも提供している。いずれも独創的で旨そうである。

一方、飯モノではライスのほか、タレかけめし、チャーシュー丼、タイトルだけでソソる「北のバターめし」を用意。また、焼餃子やチャーシュー、メンマといったつまみメニューもあり、一杯引っかけることも可能だ。今回は旗艦メニュー「鶏白湯ベジポタ塩らーめん」の味玉入りに「北のバターめし」を追加しオーダーすることに。

程なくして、アスパラガスや、焼き目のついたカボチャ、トマトが丼を華やかに彩る一杯が到着した。スープは大量の鶏ガラを強火で炊き上げ、野菜の旨味や甘味を閉じ込めたという白湯。粘度はそれほど高くないので飲み口はライトだが、旨味は十分である。村上朝日製麺製のプリプリの中太ストレート麺もスープにマッチしている。

チャーシューも味玉も、しっかり醤油ダレで味付けされており存在感を放つ。卓上には胡椒、辛味、魚粉、ニンニクなどの薬味があるが、鶏白湯なので柚子胡椒で味変し完食した。一方「北のバターめし」は、白メシに魚粉、ネギ、バターを乗せたもの。ラーメンのスープを少し垂らし恍惚の世界へ。さて、次回は何を啜ろうか・・・

<店舗データ>

【店名】 らーめん食堂 えだぐち
【住所】 東京都足立区梅島3-33-9
【最寄】 東武スカイツリー線「西新井駅」東口徒歩1分

★2021年6月8日に「つけ麺 タイヨウ」にリニューアル

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